中学生の部活動、保護者の6割以上「勉強によい影響」
リセマム2018年6月26日(火)20時30分
保護者の6割以上が、中学生の部活動が勉強によい影響を与えていると感じていることが2018年6月26日、栄光ゼミナールの調査結果から明らかになった。保護者が適切と考える部活動の活動日数は、「週5日以内」が9割近くにのぼった。
「中学生の部活動と勉強に関する実態調査」は、栄光ゼミナールが2018年5月9日~23日、公立中学校に通う中学1~3年生と公立中学校に通っていた高校1年生の保護者(栄光モニター会員)を対象にインターネットで実施した。回答者396人のうち、運動部は256人(64.6%)、文化部は140人(35.4%)。
「中学校の部活動を選ぶ際、保護者として重視したことは何か」という問いに対しては、「特に保護者は口出しをしなかった」が圧倒的に多く、運動部の71.5%、文化部の63.4%を占めた。「勉強との両立がしやすい」と回答した保護者は、文化部20.9%、運動部14.1%と、6.8ポイントの開きがあった。
「部活動が勉強によい影響を与えている(与えていた)と感じるか」という質問では、「とても感じる」13.2%、「どちらかといえば感じる」48.3%と、合わせて61.5%が肯定的に回答した。運動部と文化部を比べると、運動部は63.3%、文化部は58.5%だった。
部活動と勉強の両立については、68.3%の保護者が「両立できている(できていた)と感じる」と回答。運動部と文化部を比べると、運動部は63.3%、文化部は76.9%であった。
子どもが部活動に所属しているメリットは、運動部の72.7%が「子どもの体力が向上する」と回答。文化部では、「子どもの人間関係が広がる」52.2%、「子どもに協調性・チームワークが身に付く」51.5%が過半数を超えた。一方、デメリットは運動部・文化部ともに「子どもの勉強時間が減る」がもっとも多く、運動部53.8%、文化部50.7%を占めた。
このほか、中学生の部活動の活動日数は、運動部の42.0%、文化部の22.3%が「週6日以上」と回答した。これに対して、保護者に「部活動は週何日程度が適切だ(適切だった)と思うか」をたずねた結果では、「週4日程度」がもっとも多かった。全体では、「週5日以内が適切」が87.2%にのぼった。
保護者が適切と考える部活動の活動日数は、スポーツ庁が3月に発表した「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」の内容と一致する結果になった。栄光によると、実際より1日減の活動日数を選択する保護者が多く、「子どもにもう少し余裕を持たせてやりたい」と考える保護者が目立ったという。
「中学生の部活動と勉強に関する実態調査」は、栄光ゼミナールが2018年5月9日~23日、公立中学校に通う中学1~3年生と公立中学校に通っていた高校1年生の保護者(栄光モニター会員)を対象にインターネットで実施した。回答者396人のうち、運動部は256人(64.6%)、文化部は140人(35.4%)。
「中学校の部活動を選ぶ際、保護者として重視したことは何か」という問いに対しては、「特に保護者は口出しをしなかった」が圧倒的に多く、運動部の71.5%、文化部の63.4%を占めた。「勉強との両立がしやすい」と回答した保護者は、文化部20.9%、運動部14.1%と、6.8ポイントの開きがあった。
「部活動が勉強によい影響を与えている(与えていた)と感じるか」という質問では、「とても感じる」13.2%、「どちらかといえば感じる」48.3%と、合わせて61.5%が肯定的に回答した。運動部と文化部を比べると、運動部は63.3%、文化部は58.5%だった。
部活動と勉強の両立については、68.3%の保護者が「両立できている(できていた)と感じる」と回答。運動部と文化部を比べると、運動部は63.3%、文化部は76.9%であった。
子どもが部活動に所属しているメリットは、運動部の72.7%が「子どもの体力が向上する」と回答。文化部では、「子どもの人間関係が広がる」52.2%、「子どもに協調性・チームワークが身に付く」51.5%が過半数を超えた。一方、デメリットは運動部・文化部ともに「子どもの勉強時間が減る」がもっとも多く、運動部53.8%、文化部50.7%を占めた。
このほか、中学生の部活動の活動日数は、運動部の42.0%、文化部の22.3%が「週6日以上」と回答した。これに対して、保護者に「部活動は週何日程度が適切だ(適切だった)と思うか」をたずねた結果では、「週4日程度」がもっとも多かった。全体では、「週5日以内が適切」が87.2%にのぼった。
保護者が適切と考える部活動の活動日数は、スポーツ庁が3月に発表した「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」の内容と一致する結果になった。栄光によると、実際より1日減の活動日数を選択する保護者が多く、「子どもにもう少し余裕を持たせてやりたい」と考える保護者が目立ったという。
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