本物のアンモナイトを発掘できる! 大人もビックリの「小学8年生」付録で遊んでみた
小学館発行の学習雑誌「小学8年生」2019年8・9月号(6月27日発売)の付録が、ツイッターで話題になっている。
なんとモロッコ産の本物のアンモナイトがついてくるのだ。
化石ブロック(石膏)の中に埋まっているアンモナイトを、付属のホリホリスティックを使って掘り出す。付録とは思えないほど本格的なため、ツイッターでは「ガチすぎて、買いたい」などと評判を呼んでいる。
チャレンジ精神旺盛なJタウンネット編集部はこの付録を購入。実際に楽しんでみた。
大人でも大変
近く書店で雑誌を購入。価格は1090円(税込)。本物の化石に加え、紙面もあることを考えると大変にお得だ。アンモナイトが安すぎる気もしてしまうが、そこは考えないようにしよう。お兄さんとの約束だ。
箱にも天然のものであると書かれている。どんな形が出てくるのかは出てきてからのお楽しみだ。
この時点で小学生向けの雑誌だからすぐに終わるだろう。そう考えていた。というのも、説明を見る限り、汚さないようにひたすら掘り続けるだけであると考えたからだ。
ところが、スティックが掘ってみると——思ったよりちょっとしか掘れない。このままでは定時を超えてしまう。
急いで掘り続けるが、中々ブロックが小さくならない。開始10分で悟った。
「これ大人でも大変だ」
こちらの動画をご覧いただくとわかるように、体力と気力の両方が必要とされる。とにかく小さな積み重ねをひたすら続けていかなくてはならない。
まだ見えぬ化石のためにひたすら掘り続ける。単調な作業が続くとついつい力んでしまう筆者の悪い癖が出てしまい、20分が経つ頃には指にマメができていた。
まさか25歳にもなって小学8年生の付録に熱中するとは思わなかった。
開始して40分ほどで、何やら化石らしきものを発見。ようやくたどりついた。
ところが、ここからが長い。端っこが見えたと思いきやここから先が進まない。
慌てず少しずつ進める。発見から20分でついに——。
ついに発見した。小さいながらもここまでの時間や苦労を考えると達成感は大きい。指のマメは潰れたが、まだまだ先に進もう。
次の化石はすぐに出てきた。第一の化石が抜けた穴から一気に掘る。コツをつかんで、スピードも上昇。そして第二の化石は発見からわずか10分ほどで掘り出した。
こちらの方がアンモナイトらしい形に思える。
順調に進んでいたのも束の間。ここから再びクリーム色の石膏を掘り続ける時間が続く。
第三の化石は相当な大物のようで、発見から格闘すること30分。ついに最後の化石を追い込んだ。
開始から2時間が迫ろうとしていたが、何とか3つ発見。大人でもこんなに時間がかかるとは思わなかった。
しかし、これが雑誌の付録というのはとても信じがたいほどのクオリティだ。
ちなみに発掘した3つの化石は付属する箱に収納できる。
今年の夏休み、子どもだけでなく大人もこの付録で遊んでみるのもいいかもしれない。
がさつな筆者はマメどころか切り傷もできたので、子どものみんなはくれぐれも慎重にやろう。
Copyright(C) 2006-2019 株式会社ジェイ・キャスト
「アンモナイト」をもっと詳しく
「アンモナイト」のニュース
-
ケイトシアーシャ、視線で分かる恋の始まりのシーン到着『アンモナイトの目覚め』4月7日16時50分
-
"歴史から消された女性古生物学者"映画『アンモナイトの目覚め』 女性から女性への「仕事と私、どっちを取る?」4月7日13時30分
-
シアーシャ・ローナン「普段そんなことはしない」『アンモナイト』の役作りへの挑戦明かす3月21日17時0分
-
ケイト&シアーシャ、正反対の2人の近づいていく心映す『アンモナイトの目覚め』場面写真2月19日17時0分
-
ケイト・ウィンスレットシアーシャ・ローナン『アンモナイトの目覚め』4月9日公開2月5日10時0分
-
本物のアンモナイトを発掘できる! 大人もビックリの「小学8年生」付録で遊んでみた7月3日20時31分