進学ブランド力調査2019…関東1位は早稲田、関西は関大
リセマム2019年7月17日(水)17時51分
リクルートマーケティングパートナーズは2019年7月17日、「進学ブランド力調査2019」の結果を発表した。「志願したい大学ランキング」では、関東エリアで「早稲田大学」が3年連続の1位となり、「明治大学」が2位となった。東海エリアでは、3年連続で「名城大学」が1位。関西エリアは、調査開始以来の12年連続で「関西大学」が1位となった。
男女・文理別では、関東エリアの男子1位と文系1位が「早稲田大学」、女子1位が「青山学院大学」、理系1位が「東京理科大学」という結果となり、すべて昨年度の2位よりランクアップした。東海エリアは、男子1位と理系1位が「名城大学」、女子1位が「愛知淑徳大学」、文系1位が「愛知大学」「南山大学」の同率となった。関西エリアは、男子1位と女子1位、文系1位の3部門で「関西大学」が選ばれたほか、理系1位には「大阪大学」が選ばれた。
「男女・文理別に見た志願したい大学」において、東海エリアでは「立命館大学」「同志社大学」「大阪大学」「京都大学」「千葉大学」と他エリアの大学が上位20位にランクインする形となったが、関東・関西エリアでは他エリアの大学が上位20位にランクインすることはなかった。
また、「知っている大学ランキング」では、関東エリアで昨年2位であった「早稲田大学」がトップ。東海エリアの「名古屋大学」、関西エリアの「近畿大学」は昨年に引き続き1位となった。
50項目に分けて行った「大学のイメージ項目別ランキング」を見ると、「教育方針・カリキュラムが魅力的である大学」は、関東エリアと東海エリアで「東京大学」、関西エリアで「京都大学」が1位。「京都大学」は昨年の5位から順位を上げた。
関東エリアにおいて「伝統や実績がある大学」には「東京大学」が選ばれ、この回答率は65.8%であった。同様に「東京大学」が1位に選ばれた「資格取得に有利である」の項目では、回答率が13.2%と低い
。同じ大学に対する印象でもその割合が異なることから、高校生が大学を選ぶにあたって何を重視しているかの傾向がうかがえる。
さらに、今年度新たに設置した「分野別・志願したい大学ランキング」では、該当分野の学部学科をもつ大学が上位に名を連ねた。「法律・政治」分野には、関東エリアで「早稲田大学」、東海エリアで「愛知大学」、関西エリアで「関西大学」が1位となった。
リクルート進学総研所長・小林浩氏は、新たに設置した「分野別・志願したい大学ランキング」では、分野に特化した学部を設置している総合大学が、ブランド戦略において成果をあげていることが読み取れると話していた。
また、上位にランクインした大学をはじめ、文系学部は名称から何を学ぶのかがイメージしやすい。一方で、理系学部では特に工学系において名称から内容がわかりにくいものが多いことから、高校生が志望する分野に合っているのかどうかがわかりやすい名称にすることが必要といえよう。
リクルート進学総研による「進学ブランド力調査」は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため、年に1回、高校3年生を対象に実施。大学の志願度、知名度のほか、大学に対する50項目にわたるイメージを調べている。2019年調査では、2019年4月5日~4月26日の期間に調査を行い、分野別の志願度を新たに加えた。有効回答数13,116人のうち大学進学希望者11,544人の回答を抽出・集計した。
リクルート進学総研Webサイトでは、「進学ブランド力調査2019」調査結果が掲載されている。
◆進学ブランド力調査2019 志願度
<関東エリア>
1位:早稲田大学
2位:明治大学
3位:青山学院大学
4位:立教大学
5位:法政大学
6位:日本大学
7位:東洋大学
8位:慶應義塾大学
9位:上智大学
10位:中央大学
<東海エリア>
1位:名城大学
2位:名古屋大学
3位:静岡大学
4位:中京大学、南山大学
6位:愛知大学
7位:名古屋市立大学
8位:中部大学、三重大学
10位:愛知淑徳大学、名古屋工業大学
<関西エリア>
1位:関西大学
2位:近畿大学
3位:大阪市立大学
4位:同志社大学
5位:立命館大学
6位:関西学院大学
7位:神戸大学
8位:大阪大学
9位:龍谷大学
10位:大阪府立大学
男女・文理別では、関東エリアの男子1位と文系1位が「早稲田大学」、女子1位が「青山学院大学」、理系1位が「東京理科大学」という結果となり、すべて昨年度の2位よりランクアップした。東海エリアは、男子1位と理系1位が「名城大学」、女子1位が「愛知淑徳大学」、文系1位が「愛知大学」「南山大学」の同率となった。関西エリアは、男子1位と女子1位、文系1位の3部門で「関西大学」が選ばれたほか、理系1位には「大阪大学」が選ばれた。
「男女・文理別に見た志願したい大学」において、東海エリアでは「立命館大学」「同志社大学」「大阪大学」「京都大学」「千葉大学」と他エリアの大学が上位20位にランクインする形となったが、関東・関西エリアでは他エリアの大学が上位20位にランクインすることはなかった。
また、「知っている大学ランキング」では、関東エリアで昨年2位であった「早稲田大学」がトップ。東海エリアの「名古屋大学」、関西エリアの「近畿大学」は昨年に引き続き1位となった。
50項目に分けて行った「大学のイメージ項目別ランキング」を見ると、「教育方針・カリキュラムが魅力的である大学」は、関東エリアと東海エリアで「東京大学」、関西エリアで「京都大学」が1位。「京都大学」は昨年の5位から順位を上げた。
関東エリアにおいて「伝統や実績がある大学」には「東京大学」が選ばれ、この回答率は65.8%であった。同様に「東京大学」が1位に選ばれた「資格取得に有利である」の項目では、回答率が13.2%と低い
。同じ大学に対する印象でもその割合が異なることから、高校生が大学を選ぶにあたって何を重視しているかの傾向がうかがえる。
さらに、今年度新たに設置した「分野別・志願したい大学ランキング」では、該当分野の学部学科をもつ大学が上位に名を連ねた。「法律・政治」分野には、関東エリアで「早稲田大学」、東海エリアで「愛知大学」、関西エリアで「関西大学」が1位となった。
リクルート進学総研所長・小林浩氏は、新たに設置した「分野別・志願したい大学ランキング」では、分野に特化した学部を設置している総合大学が、ブランド戦略において成果をあげていることが読み取れると話していた。
また、上位にランクインした大学をはじめ、文系学部は名称から何を学ぶのかがイメージしやすい。一方で、理系学部では特に工学系において名称から内容がわかりにくいものが多いことから、高校生が志望する分野に合っているのかどうかがわかりやすい名称にすることが必要といえよう。
リクルート進学総研による「進学ブランド力調査」は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため、年に1回、高校3年生を対象に実施。大学の志願度、知名度のほか、大学に対する50項目にわたるイメージを調べている。2019年調査では、2019年4月5日~4月26日の期間に調査を行い、分野別の志願度を新たに加えた。有効回答数13,116人のうち大学進学希望者11,544人の回答を抽出・集計した。
リクルート進学総研Webサイトでは、「進学ブランド力調査2019」調査結果が掲載されている。
◆進学ブランド力調査2019 志願度
<関東エリア>
1位:早稲田大学
2位:明治大学
3位:青山学院大学
4位:立教大学
5位:法政大学
6位:日本大学
7位:東洋大学
8位:慶應義塾大学
9位:上智大学
10位:中央大学
<東海エリア>
1位:名城大学
2位:名古屋大学
3位:静岡大学
4位:中京大学、南山大学
6位:愛知大学
7位:名古屋市立大学
8位:中部大学、三重大学
10位:愛知淑徳大学、名古屋工業大学
<関西エリア>
1位:関西大学
2位:近畿大学
3位:大阪市立大学
4位:同志社大学
5位:立命館大学
6位:関西学院大学
7位:神戸大学
8位:大阪大学
9位:龍谷大学
10位:大阪府立大学
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