首都圏・私大人気ランキング2023…受験者数・倍率・辞退率

リセマム2023年7月25日(火)10時45分

首都圏・私立大学人気ランキング2023「志願者数」

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2023年度大学入試の入試結果を振り返り、首都圏・私立大学の受験者数や実質倍率、入学辞退率を紹介する。全体の志願者数は減少したが、個別の大学をみると志願者の増減がみられた。「明治大学」は前年に引き続き志願者が増加し、10万人を超えている。

 河合塾によると、2023年度の私立大志願者は前年比96%と減少。合格者数は前年比98%と5年ぶりに減少した。一般選抜から学校推薦型・総合型にシフトする大学が増えており、一般選抜全体が縮小傾向にあるという。私立大全体の倍率は前年から0.1ポイントダウンして2.8倍となり、首都圏や近畿地区などの都市部の倍率は3倍台となっている。

 リセマムでは、首都圏の私立大学で募集人員が1,000人を超える大学のうち、青山学院大学、学習院大学、慶應義塾大学、国学院大学、駒澤大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、専修大学、中央大学、東京理科大学、東洋大学、日本大学、法政大学、明治学院大学、明治大学、立教大学、早稲田大学(五十音順)の18大学をピックアップした。各数値は代々木ゼミナールがWebサイトで公開している「2023年度入試結果」を参考にした。

 18大学のうち、志願者数がもっとも多かったのは「明治大学」10万8,042人で、前年に続き志願者が増加した。ついで、「法政大学」9万9,051人、「日本大学」9万8,506人、「早稲田大学」90,879人、「東洋大学」8万7,094人と続いた。

 受験者数がもっとも多かったのは「明治大学」10万1,830人、ついで「法政大学」9万5,137人、「日本大学」9万1,769人、「東洋大学」8万4,189人、「早稲田大学」8万3,543人。

 実質倍率は「早稲田大学」5.434倍、「法政大学」3.953倍、「明治大学」3.744倍、「青山学院大学」3.689倍、「中央大学」3.658倍の順に高かった。

 入学辞退率は、「慶應義塾大学」が62.0%ともっとも低く、「早稲田大学」66.6%、「学習院大学」72.0%、「青山学院大学」72.8%、「中央大学」75.0%の順に低かった。なお、入学辞退率は、募集人数を入学者とみなし、合格者数と募集人員との差の、合格者数に対する割合を算出した。

 各項目でのトップ10は以下のとおり。
◆志願者数トップ10
1位 明治大学
2位 法政大学
3位 日本大学
4位 早稲田大学
5位 東洋大学
6位 中央大学
7位 立教大学
8位 東京理科大学
9位 専修大学
10位 青山学院大学

◆受験者数トップ10
1位 明治大学
2位 法政大学
3位 日本大学
4位 東洋大学
5位 早稲田大学
6位 中央大学
7位 立教大学
8位 東京理科大学
9位 専修大学
10位 青山学院大学

◆実質倍率トップ10
1位 早稲田大学
2位 法政大学
3位 明治大学
4位 青山学院大学
5位 中央大学
6位 学習院大学
7位 慶應義塾大学
8位 立教大学
9位 国学院大学
10位 成蹊大学

◆入学辞退率(低い順)トップ10
1位 慶應義塾大学
2位 早稲田大学
3位 学習院大学
4位 青山学院大学
5位 中央大学
6位 国学院大学
7位 明治学院大学
8位 成城大学
9位 成蹊大学
10位 日本大学

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