関西・私大人気ランキング2023…受験者数・倍率・辞退率

リセマム2023年7月26日(水)10時45分

関西・私立大学人気ランキング2023(志願者数)

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2023年度の大学入試結果を振り返り、関西・私立大学の受験者数や実質倍率や入学辞退率を紹介する。「近畿大学」は志願者数が15万2,457人にのぼり、10年連続で全国1位となった。

 河合塾によると、2023年度私立大志願者は前年比96%と減少。合格者数は前年比98%と5年ぶりに減少した。一般選抜から学校推薦型・総合型にシフトする大学が増えており、一般選抜全体が縮小傾向にあるという。私立大全体の倍率は前年から0.1ポイントダウンし、2.8倍となったが、首都圏、近畿地区などの都市部の倍率は3倍台となっている。

 首都圏に続き、リセマムは2023年度の大学入試結果から、関西圏の私立大学で入学人員が1,000人を超える大学のうち、追手門学院大学、関西学院大学、関西大学、京都産業大学、近畿大学、甲南大学、神戸学院大学、摂南大学、同志社大学、桃山学院大学、立命館大学、龍谷大学をピックアップ。各数値は代々木ゼミナールがWebサイトで公開している「2023年度入試結果」を参考にした。

 12大学のうち、志願者数がもっとも多かったのは「近畿大学」15万2,457人、ついで「立命館大学」9万1,382人、「関西大学」7万7,699人、「龍谷大学」6万1,083人、「同志社大学」4万9,972人。なお、首都圏でもっとも志願者数が多かったのは「明治大学」10万1,830人だった。

 受験者数がもっとも多かったのも「近畿大学」14万1,018人、ついで「立命館大学」8万8,849人、「関西大学」7万6,038人、「龍谷大学」5万4,831人、「同志社大学」4万8,165人。志願者数と受験者数が10万人を超えたのは、全国で近畿大学と明治大学のみだった。

 実質倍率は「追手門学院大学」4.15倍、「近畿大学」3.97倍、「関西大学」3.94倍、「京都産業大学」3.16倍、「甲南大学」2.98倍の順に高かった。

 入学辞退率は、「桃山学院大学」が71.48%ともっとも低く、「追手門学院大学」75.91%、「甲南大学」76.08%、「摂南大学」77.22%、「同志社大学」77.73%の順に低かった。なお、入学辞退率は、募集人数を入学者とみなし、合格者数と募集人員との差の、合格者数に対する割合を算出した。

各項目でのトップ10は以下のとおり。
◆志願者数トップ10
1位 近畿大学
2位 立命館大学
3位 関西大学
4位 龍谷大学
5位 同志社大学
6位 関西学院大学
7位 京都産業大学
8位 追手門学院大学
9位 甲南大学
10位 摂南大学

◆受験者数トップ10
1位 近畿大学
2位 立命館大学
3位 関西大学
4位 龍谷大学
5位 同志社大学
6位 関西学院大学
7位 京都産業大学
8位 追手門学院大学
9位 甲南大学
10位 摂南大学

◆実質倍率トップ10
1位 追手門学院大学
2位 近畿大学
3位 関西大学
4位 京都産業大学
5位 甲南大学   
6位 龍谷大学     
7位 同志社大学
8位 立命館大学
9位 関西学院大学
10位 摂南大学

◆入学辞退率(低い順)トップ10
1位 桃山学院大学
2位 追手門学院大学
3位 甲南大学
4位 摂南大学 
5位 同志社大学
6位 関西大学   
7位 関西学院大学
8位 京都産業大学 
9位 神戸学院大学 
10位 龍谷大学

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