【広告業界編】ストレス度の低い企業1位はサイバー・コミュニケーションズ「ノー残業デーはチーム単位で自由設定できる」
企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は8月14日、「広告業界のストレス度の低い企業ランキング」を発表した。【参照元:キャリコネ】
調査対象は『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「広告」に記載の企業のうち、2015年4月から2018年3月までの間、「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業。企業別にキャリコネユーザーによる「ストレス度の低さ」評価の平均値を5点満点で算出し、高い順にランキングにした。
1位は「サイバー・コミュニケーションズ」で、ストレス度の低さ評価は3.62。2位以降、「アサツーディ・ケイ」(3.14)、「電通」(2.97)、「サイバーエージェント」(2.93)、「セプテーニ」(2.72)が上位5社に入った。
「残業代がフル支給されるようになって残業を減らす方針に」1位のサイバー・コミュニケーションズの残業に関して、
「残業代がフルで支給されるようになってから残業を減らす方針となった。ただ、チームや個人によって残業状況は大きく異なる。ノー残業デーがチーム単位で自由に設定されるようになったため、以前よりは帰宅しやすくなった印象」(マーケティング/30代前半男性/年収600万円/2015年度)
といった口コミが寄せられている。サイバー・コミュニケーションズは、インターネット黎明期の1996年に電通とソフトバンクの共同事業として創設され、現在は電通の完全子会社になっている。
広告会社とメディアを繋ぐ「メディアレップ」として、常に業界をリード。2018年にはデジタル広告のグローバル標準認定を世界で初めて取得した。
女性の活躍推進に関する積極的な取り組みが評価されており、2017年には「えるぼし認定」の最高位(3段階目)を取得。育児と仕事の両立支援策として、慣らし保育期間の休暇制度、育児参加等を目的とした有給休暇取得の促進、配偶者を含めた出産休暇の取得推進などに取り組んでいる。
また、1か月単位の時差勤務、時間単位の有給休暇取得、月2回以上のノー残業デーなど、業務の効率化につながる施策も次々と実行し、労働時間削減に成功。月の平均所定外労働時間は、36.1時間(2017年度実績)となっている。
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