安倍首相をギャグ風に描いた「小学8年生」の漫画が物議 小学館は「あくまで事実として紹介」
BIGLOBEニュース編集部2017年10月10日(火)15時5分
画像は「小学8年生」ホームページ スクリーンショット
小学館の小学生向け雑誌「小学8年生」に掲載された安倍晋三首相を紹介する漫画が、難病を揶揄しているなどと物議を醸している。これを受けて「小学8年生」の編集部は公式Twitterで、事実として紹介したものであると釈明した。
この漫画は、ギャグ漫画家・藤波俊彦が描き、9月28日発売の「小学8年生」第4号に掲載されているもの。「まんがで読む人物伝」というコーナーで、第1号ではドナルド・トランプ大統領、第2号・第3号ではペリー提督を皮肉を交えた表現で紹介。第4号では安倍晋三首相を題材に、「政治家だらけのスゴい家系に生まれた安倍首相の生いたちを、ユーモアたっぷりに描く」としている。
漫画では、2007年の総理辞任を「かいよう性大腸炎という難病」と説明しつつも、「じつはおなかがイタくて…」という台詞を使用。また、森友学園問題や加計学園問題など、全般に渡ってギャグ調で描いている。欄外には、理解しやすいように脚色している旨が記載されているが、ネットでは、「悪いイメージだけ煽るような描写は教育に良くない」「難病揶揄は子供向けには致命的」といった指摘が多数あがっている。
多くの意見が寄せられた小学館は10日にTwitterで、「第4号は、9月14日に編集作業を終えました。解散の報道がなされ始めたのが9月18日ごろからです。まんがに関しては、今回の衆議院議員選挙とは何ら関係がありません」と釈明。また、潰瘍性大腸炎については、「難病に苦しまれている方を揶揄するような表現は一切していません。2007年当時、安倍首相が総辞職した一因に、ご自分の病気があったことを告白したことを、あくまで事実として紹介したものです」と説明した。
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