舞妓の無断撮影、本当にやめて! 京都が直面するマナー問題とは
Jタウンネット2019年10月13日(日)6時0分
ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2019年10月2日の放送では、京都の祇園や宮川町などの花街が抱える問題を紹介していました。
「一見さんお断り」などの感覚が外国人観光客には理解しづらいこともあり、花見小路周辺では一部の外国人が大勢でカメラ撮影をしたり、行き交う芸舞妓さんを追いかけて無理矢理撮影したりすることがあるそうです。
落書きやいたずらステッカーも
昔はマナーの悪いカメラマンに遭遇してもごく一部。舞妓さんは足早に過ぎることができたそうですが、今は10人くらいに囲まれてしまうこともあるとのことで、問題となっています。
19年5月に宮川町で建物の外壁などに絵や文字を書いたオーストラリア人の男性が器物破損容疑で逮捕されたように、落書きも問題となっています。
京都の街の景観を守る活動をしているNPO法人「京都割れ窓理論実践委員会」によれば、最近は名前や言葉などを印刷したステッカーが貼られることも増えていて、いたちごっこになっているそうです。
そのほか、お店ののれんに顔をつけて写真撮影をしたり、店の前でしゃがみこんだりと、マナーの悪さに困る場面が増えているとのことでした。
現在、観光ポイントに近づくとスマホに「芸者さん舞妓さんの写真を撮らないで下さい」「道の真ん中を歩かないで下さい」などと注意点を表示するアプリなども開発されており、本格的な対策を取り入れていかなければならない時期にきているようです。
(ライター:hisa)
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