いつもより異世界感が強いかも... 11年ぶりにライトアップされた千本鳥居に引き込まれそう
京都の伏見稲荷大社と言えば、どこまでも続くような千本鳥居だ。
ただでさえ雰囲気のある場所だが、10月上旬にはさらに美しく装っていたという。
こちらは、京都在住のツイッターユーザー・まり(@mariii_a7iv)さんが2022年10月10日に投稿した写真だ。
たくさんの赤い鳥居が立ち並ぶお馴染みの光景が、道の両端に並べられた灯篭によって幻想的に照らされている。ぼんやりとライトアップされた千本鳥居は、まるで現世とは別の世界に繋がっていそうな雰囲気だ。
いつもとはまた違う千本鳥居を映した写真に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「おおお! こんな綺麗なんですね」
「妖艶な雰囲気で素敵過ぎます」
「これは引き込まれてしまう風景ですね」
Jタウンネット記者はこの写真について、撮影者のまりさんに詳しい話を聞いた。
鳥居のライトアップは11年ぶり
まりさんがこの写真を撮影したのは8日の21時頃。SNSで伏見稲荷のライトアップの写真が投稿されているのをたまたま見かけ、自分も撮りに行きたいと思い訪問したという。
「人がいないところを撮りたかったので、人がいなくなる瞬間を待って撮りました」
と撮影時のこだわりを明かすまりさん。また、この光景を見たときの感想については「千本鳥居が灯籠の明かりに照らされて幻想的だなと感じました」と語る。
まりさんはこの写真とともに「11年ぶりにライトアップされた伏見稲荷の千本鳥居が美しい」とつぶやいている。Jタウンネット記者は18日、伏見稲荷大社・宣揚(せんよう)課の担当者に詳しい話を聞いた。
鳥居のライトアップは「千本灯篭」という企画で、10月1日〜10日の午後6時〜午後10時まで点灯していた。本殿背後の命婦(みょうふ)参道〜千本鳥居にかけて約200基の灯篭が設置されていたという。
「(ライトアップは)8日、9日に斎行された『伏見稲荷大社附属講務本庁再発足十周年記念講員大祭』の催物として、京都・花灯路推進協議会より竹製露地行灯を借用し実施しました。
2011年に大社の御鎮座1300年を記念して竹筒を利用してのライトアップを行ってより、11年ぶりの点灯になります。ご参拝の皆様に幻想的な風景を楽しんで頂ければと思い実施致しました」(担当者)
今回のイベントはすでに終了してしまっているが、もしかしたらまたいつか千本鳥居がライトアップされる日はやってくるかも。次はどんな表情を見せてくれるのか、そのときまで楽しみに待っていることにしよう。
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