【電気機器業界編】やりがいを感じる企業1位はソニー「開発からサポートまでの一貫した事業展開」「世界各国に商流を張り巡らせている」
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企業口コミサイト「キャリコネ」は9月、電気機器業界の「仕事にやりがいを感じる企業ランキング」を発表した。【参照元:キャリコネ】
電気機器業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「仕事のやりがい」評価の平均値が高い順にランキングにした。調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「AV・デジタル家電」「デジカメ・ビデオカメラ」「事務機器」「白物家電」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2017年4月〜2018年3月。
1位は「ソニー」で、仕事のやりがい評価は3.65。2位以降、「パナソニック」(3.47)、「東芝」(3.22)、「日立製作所」(3.21)、「NEC(日本電気)」(3.11)と続く。
ソニー「世界各国に商流を張り巡らせており、担当製品がエンドユーザーの目に触れる環境が一定レベルで担保されている」
1位のソニーについては、
「開発からサポートまで一貫して事業を展開している点はメーカーならではの醍醐味。加えて、世界各国に商流を張り巡らせているので、担当製品がエンドユーザーの目に触れる環境が一定レベルで担保された状態で競合と勝負できることは大きな優位点だと感じます」(マーケティング/30代前半男性/年収850万円/2016年度)
といった口コミが寄せられている。ソニーは、テレビやビデオ、オーディオ、デジタルカメラ、映画や音楽、金融、半導体やメディカル製品などあらゆる事業を国内外で展開する企業で、多国籍コングロマリット(複合企業)として知られている。
創業者の1人である井深大氏は、早くから多様な人材の活用に積極的で、全社員の約70%が障がいを持つ特例子会社「ソニー・太陽」を1978年に設立。障がいの種類や程度に応じて採用時や配属先の考慮、補助器具の用意といったサポートを行い、各自が存分に力を発揮できる環境を提供している。
現在もグループとしてダイバーシティ&インクルージョンを大切にする姿勢は変わっていない。社員が家庭と仕事を両立できるよう、在宅勤務やフレックスタイム勤務、短時間勤務、育児支援金など多数の制度を導入。社員たちが納得のいくキャリア形成ができる環境を整えている企業だ。
こうした取り組みにより、「えるぼし」最上位認定や、「くるみん」取得に加え、「NICES女性活躍ランキング」1位、「ダイバーシティ経営大賞」従業員多様性部門賞など、数多くの受賞歴がある。有価証券報告書(2019年3月期)によると、平均年間給与も約1051万円(平均年齢:約42歳)と高めとなっている。
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