働く女性の約4割が「同僚・後輩」との関係にストレス 「派閥ができ、悪口を聞かされる」「本人に聞かれるのではとヒヤヒヤ」
仕事をすれば何らかのストレスを感じるものだ。エン・ジャパンが派遣サイト「エン派遣」を利用している女性を対象に、ストレスに関する調査を実施。10月31日に結果を発表した。
その結果、約4割の働く女性が、「同僚・後輩」との人間関係にストレスを感じていることがわかった。
上司「私はあなたの事をいつでも辞めさせる事ができる」調査は、8月25日〜9月26日の間に行い、2237人から回答を得た。「仕事上でストレスをどの程度感じますか?」という質問に対し、「かなり強く感じる」が19%、「強く感じる」が50%と、約7割の人が仕事で何らかのストレスを感じているようだ。
「仕事で特にストレスを感じるのはどのような点ですか?」という質問で最も多かった回答が「同僚・後輩との人間関係」(42%)だった。具体的なエピソードとしては、以下のものが挙げられていた。
「席を外した人の悪口にもなりかねない話が始まると、その本人に聞かれるのではないかと隣の席で聞いている方はヒヤヒヤする」(34歳女性)
「女性が多い職場は派閥ができたり、悪口をきかされたりで、色々と気を遣うことが多い」(52歳女性)
2位には「上司との人間関係」(23%)が続く。具体的なエピソードとしては、「こうしたほうが効率が良いのではという提案に、私の言うことをしていれば良 い。私はあなたの事をいつでも辞めさせる事ができると言われた」(55歳女性)というものがあった。こんな上司の下で働くのはストレス以外の何物でもないだろう。
「約4年務めてますが、昇給が一切ない」3位は「給与が低い」(17%)だった。
「約4年務めてますが、昇給が一切ない」(27歳女性)
「12 年勤務していますが、相対評価制度で評価をあげても3円しか上がりません。新しく募集して入ってきた人達はスタートの時給がどんどん上がり、努力してきた私達とほとんどかわらない時給でスタート」(40歳女性)
やはり「お金」は、仕事上のストレスになりえる。たとえ人間関係のストレスが小さくても、給料に満足いかなければ働くモチベーションは下がる。エピソードにあるように、後から入社した人が自分と同程度の時給であることがわかれば、不満に思うのは当然だろう。
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