大学ブランド力ランキング近畿編、近畿大が初のトップ3入り

リセマム2020年11月25日(水)13時15分

【近畿編】大学ブランド総合力ランキング(ビジネスパーソンベース)TOP20

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日経BPコンサルティングは2020年11月25日、「大学ブランド・イメージ調査(2020-2021)」の結果を発表した。近畿編66校のうち、大学ブランド総合力1位は「京都大学」、2位「大阪大学」、3位「近畿大学」だった。

 「大学ブランド・イメージ調査(2020-2021)」では、全国9地域の主要大学457校について、各大学の認知やイメージなどをたずねた。それぞれの地域に居住し、仕事をしている人(ビジネスパーソン)や、中学生以上の子どもがいる父母、教育関連従事者に回答を依頼。近畿編のビジネスパーソンの有効回答数は4,517件。調査時期は2020年7月22日~8月24日。

 近畿の主要大学66校における大学ブランド総合力は、前年(2019-2020)に引き続き「京都大学」が89.7ポイントで1位。2位の「大阪大学」74.6ポイントに15ポイント以上の差をつけた。3位は「近畿大学」71.4ポイントで、初のトップ3にランクイン。このほか、4位「同志社大学」70.0ポイント、5位「関西大学」69.1ポイントが続いている。

 前回と比較した総合力上昇ランキングでは、5.6ポイント伸ばした「関西大学」が1位。ついで、2位「近畿大学」4.6ポイント増、3位「同志社大学」3.7ポイント増となった。

 各ブランド・イメージ49項目のうち、「いま注目されている、旬である」の1位は「近畿大学」で、2位の「大阪市立大学」の3倍の得票率を獲得している。近畿大学は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月の卒業式、4月の入学式を中止し、オンラインベースの「サイバー卒業式・入学式」を実施しており、日経BPコンサルティングは「コロナ禍において卒業式や入学式を中止する大学が相次ぐなか、新たな試みが大きな注目を集めた」と分析している。

 また、大学に関する49項目のイメージを関連性の高い6つのグループ(6因子)に分類したところ、「上品・誠実」因子で「神戸大学」が初の首位を獲得。また、「近畿大学」は「躍動感」「創造力」「地域貢献」の3因子、「京都大学」は「一流」因子、「関西外国語大学」は「グローバル」因子でトップだった。

◆大学ブランド・イメージ調査(2020-2021)
【近畿編】大学ブランド総合力ランキング(ビジネスパーソンベース)
※()は前回の順位
1位(1)京都大学 89.7ポイント
2位(2)大阪大学 74.6ポイント
3位(5)近畿大学 71.4ポイント
4位(6)同志社大学 70.0ポイント
5位(7)関西大学 69.1ポイント
6位(4)神戸大学 68.1ポイント
7位(3)立命館大学 66.8ポイント
8位(8)関西学院大学 63.5ポイント
9位(9)大阪市立大学 55.4ポイント
10位(10)関西外国語大学 54.5ポイント

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