盛り上がりに欠ける国内カジノ「実現したら遊びに行く」1割台 「話の種に一度は行く」
エアトリは12月5日、10〜70代の男女1021人を対象に実施したカジノに関する調査の結果を発表した。
国内にカジノができたら遊びに行く人は14.7%にとどまり、行かない人が55.9%と過半数に上った。男女別では、男性の18.5%、女性の7.7%が「行く」と回答しており、女性よりも男性の方がカジノに行くつもりであることがわかった。
「海外で行くのは旅行でテンションが上っているから。日常には馴染まない」
「行く」と答えた人からは、
「好奇心。話の種に一度は行くと思う」(20代男性)
「"花札"や"丁半"など、日本ならではのカジノだと楽しい。また、豪華な射的やUFOキャッチャーとかどうでしょう?」(30代女性)
といった意見が寄せられた。一方、「行かない」という人からは、カジノはあくまでも海外旅行という非日常の中で楽しむものという声が上がった。
「海外という非日常の世界だから、いつもしないカジノで少々遊ぼうという気持ちになるだけだから」(60代男性)
「海外で行くのは海外旅行でテンションが上っているから。日常には馴染まない」(50代女性)
実際、国内のカジノに行くという人は2割に満たなかったが、海外旅行でカジノで遊んだ経験がある人は62.7%に上った。海外でカジノに行った理由を聞くと、「旅行先にカジノがあった」が51.1%で最も多く、「日本国内では体験できない」が49.5%だった。男性では「ギャンブルが好きだから」という人も17.9%いた。
カジノで遊んだ際、一度で使った最高金額を聞くと、3万円未満が69.7%と大半を占めた。3万円以上10万円未満は15.7%で、100万円以上使った人も3%いた。3万円未満の割合は、女性で87.7%、男性で61.1%となっており、男性の方が使用金額が高いことがわかる。
カジノに行ったことがある国や都市を複数回答で聞くと、1位は韓国(51%)、2位はマカオ(48%)、3位はラスベガス(45%)だった。特に女性の62%は韓国でカジノに行ったことがあると回答しており、買い物やグルメで人気の旅行先である韓国でカジノにも足を運んでいることが伺える。
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