堀江貴文「日本政府に税金払うよりアマゾンに払ったほうが生活豊かになる」 物流効率化のメリット語る
12月7日の『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、堀江貴文氏が小売店がアマゾンを利用することのメリットを語った。
番組中、作曲家・三枝成彰さんが日刊ゲンダイに寄せた「アマゾンは日本に法人税を払っていないため、日本の富が海外に流れてしまう。また、日本の百貨店や街の商店もどんどん経営難に陥ってしまうだろう」という趣旨のコラムが紹介された。
このコラムについてコメントを求められた堀江氏は「僕は完全に逆だと思う」と反論し、「日本の政府に税金払うよりアマゾンに払ったほうが、アマゾンが便利なものを開発してくれて、僕達の生活は豊かになる」と考察した。(文:石川祐介)
アマゾンの利用は小さな商店にとってもメリット 効率的に仕入れができる
堀江氏は、アマゾンは小さな商店にとっては便利な決済システムになると指摘する。
「今まで余計なコストがかかってたと思う。例えば、卸とか物流とか仕入れとかで、割高なものを買わされてそれを小売してたんですけど、それがアマゾンによって安くなった。むしろ自分達の強みを生かして、アマゾンのサービスを使ってより利益を上げられるようになる」
現行の物流システムでは、様々な仲介業者が介入していたため、小売店に余計なコストがかかっていた。だが、アマゾンを利用するれば効率的かつ低コストで運営することができるという。
「コストコがオンラインになったみたいなもんですよ。スナックの人とかコストコからいろいろ仕入れてるじゃないですか、業務用のやつを」
アマゾンを上手く利用することで、コスト削減することができるため、三枝さんが指摘するようなことは起きないと語った。
また、中尾ミエさんが「ただ、ダンボールが山のようにたまっちゃう」とアマゾンを利用することへの不満を口にする。これに堀江氏は「あれは物流の効率化のためなんですよ。規格を統一して、綺麗にトラックに収まるようにやってるんですよ」とアマゾンの徹底的に効率化されたシステムを説明した。
法人向けのサービスも展開するアマゾン
アマゾンは昨年、法人や個人事業主向け専用の購買サービス「Amazon Business」をスタートしている。現在、日本航空やテレビ東京など様々な企業が導入している。商品を法人価格で手に入れることができる、というサービスだ。
Amazon Businessの紹介ページでは、介護事業を展開しているヒューマンライフケアのインタビュー動画が掲載されており、事業戦略室で室長を務めている松坂哲史氏は「介護業界全体の課題として、約3分の1が事務処理に充てられている。一部分ではあるが、Amazon Businessを導入することで減らすことができた」と効用を語っている。
アマゾンはもはや、私達の日常生活だけでなくビジネスシーンにおいても無くてはならないインフラへと成長した。今後も様々なシーンでアマゾンのサービスが下支えする機会は増えていくだろう。
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