2018年ジェンダーギャップ、日本は149中110位で男女格差縮小傾向
リセマム2018年12月18日(火)16時15分
世界経済フォーラムは2018年12月18日、2018年ジェンダーギャップレポートを発表した。世界的に男女格差は縮小傾向にあるものの、女性の労働市場や政治への参加は依然として男性に比べて少ないという。日本は前年から順位を4ランク上げて149位中110位だった。
レポートでは、「経済的機会」「政治的な意思決定への参加」「教育の機会」「保健・医療」の4分野でジェンダーギャップ(格差縮小率)を評価。2018年の世界的なジェンダーギャップの縮小率は68%で、2017年からの改善はわずかであった。男女間の所得格差改善や、専門職に就く女性は増加した一方で、労働人口における女性比率の停滞、女性の政治参画の減少、医療や教育へのアクセスにおける格差は拡大。現在の縮小速度のままでは、ジェンダーギャップを解消するためには108年、職場における男女平等の達成には202年を要するとしている。
男女平等がもっとも進んだ国は、10年連続で「アイスランド」が1位。2位「ノルウェー」、3位「スウェーデン」、4位「フィンランド」と北欧諸国が続き、日本は前年から順位を4ランク上げた110位。G20加盟国の最上位は「フランス」の12位、「米国」は51位、「中国」は103位、「韓国」は日本より低い115位だった。
日本のジェンダーギャップが66%近くまで縮小されたのは、過去12か月で職場環境が1.5%改善したことが背景にあるという。しかし、依然として相対的に男女平等が進んでいない経済圏の1つだとしている。
レポートでは、「経済的機会」「政治的な意思決定への参加」「教育の機会」「保健・医療」の4分野でジェンダーギャップ(格差縮小率)を評価。2018年の世界的なジェンダーギャップの縮小率は68%で、2017年からの改善はわずかであった。男女間の所得格差改善や、専門職に就く女性は増加した一方で、労働人口における女性比率の停滞、女性の政治参画の減少、医療や教育へのアクセスにおける格差は拡大。現在の縮小速度のままでは、ジェンダーギャップを解消するためには108年、職場における男女平等の達成には202年を要するとしている。
男女平等がもっとも進んだ国は、10年連続で「アイスランド」が1位。2位「ノルウェー」、3位「スウェーデン」、4位「フィンランド」と北欧諸国が続き、日本は前年から順位を4ランク上げた110位。G20加盟国の最上位は「フランス」の12位、「米国」は51位、「中国」は103位、「韓国」は日本より低い115位だった。
日本のジェンダーギャップが66%近くまで縮小されたのは、過去12か月で職場環境が1.5%改善したことが背景にあるという。しかし、依然として相対的に男女平等が進んでいない経済圏の1つだとしている。
Copyright (c) 2018 IID, Inc. All rights reserved.
「ジェンダー」をもっと詳しく
「ジェンダー」のニュース
-
NHK・Eテレ「性・ジェンダーを考える日」(4) 性への理解深め生きやすい世の中へ5月2日7時0分
-
<法曹界のジェンダーギャップの実態調査>〜女性弁護士の約8割が法曹界でジェンダーギャップを実感〜5月1日16時46分
-
NHK・Eテレ「性・ジェンダーを考える日」(3)MCサーヤ&マキタが「性」の認識を新たに5月1日7時0分
-
NHK・Eテレ「性・ジェンダーを考える日」(2)学問の視点から身近な「性」を考える4月30日7時0分
-
NHK・Eテレ「性・ジェンダーを考える日」(1) 「ピンク色好きのおじさん」に違和感!?4月29日7時0分
-
婚姻届記入例の9割が「夫の姓」 無意識バイアスの影響か4月28日17時45分
-
神戸地元企業を招きジェンダーギャップを考える船上シンポジウムを開催4月26日14時46分
-
Z世代のジェンダー・多様性に関する意識調査4月25日16時16分
-
国際NGOプラン・インターナショナルがハイブリッド方式のイベントを開催〜「作家・アルテイシアさんと一緒にジェンダーもやもや燃やそう」4月25日11時46分
-
Queue-itがデンマークのビエアデジタル化大臣兼ジェンダー平等大臣とともに訪日4月25日11時16分