おかげさまでオートスポーツwebも10年目。『耐久』がキーワードの2018年、謹んで新年をお祝いいたします

2018年1月1日(月)0時0分 AUTOSPORT web

 新年、あけましておめでとうございます。


 2009年よりオートスポーツwebとしてサイトを運営してきまして、2018年で10年の節目を迎えることになりました。モータスポーツを愛するみなさまのおかげで、オートスポーツwebがここまで一歩ずつ順調に前に進むことができましたこと、心より感謝申し上げます。


 2017年は佐藤琢磨選手のインディ500日本人初制覇という嬉しいニュースを筆頭に、オートスポーツwebもアクセスを大きく伸ばすことができました。既存のファンだけでなく、新規のユーザーの方からも多くのご支持を頂き、モータースポーツの底力と可能性を感じた1年でした。


 2018年はF1ではホンダがパワーユニットの供給先をマクラーレンからスクーデリア・トロロッソに替え、『第5期』とも言える新たなシークエンスに突入します。久々の日本人F1ドライバー誕生に向けて、トロロッソ・ホンダの動向だけでなく、F2、スーパーフォーミュラでのホンダ若手ドライバーの熾烈な競争は、今シーズンの日本のモータースポーツの大きな注目点のひとつとなります。


 WEC/ル・マン24時間もまた、転換期のシーズンとなり、プライベーターが新たに参加することになったLMP1はトヨタの悲願のル・マン制覇に注目が集まり、そのトヨタが参戦しているWRCは2019年の日本開催に向けての動きが活発になってきています。


 国内に目を向ければ、スーパーGTではジェンソン・バトン選手がホンダ陣営に加わり、国内モータースポーツに大きな新風を吹き込み、スーパーフォーミュラではヨーロッパを中心として数々の若手ドライバーが大きな興味を抱き、2018年のシリーズ参戦を狙っています。


 さらに国内の大きな話題としては、6月に富士スピードウェイでスーパー耐久で24時間耐久レースを開催し、8月には鈴鹿サーキットが鈴鹿10Hを開催するなど、2018年は『耐久』をキーワードとして、国内モータースポーツのカレンダーに新たなフォーマットが追加されます。


 そのカレンダーとしては、5月にスーパーGTが2戦、スーパーフォーミュラが2戦開催と国内ファンにとっては濃密な1か月が誕生し、オートスポーツwebスタッフ一同テンションが上がると同時に、今から過酷なスケジュールに戦々恐々としております。。。ファンのみなさまも、メディアもまた、5月はさまざまな面で耐久戦となります。


 2輪でも、ホンダから4年ぶりの日本人MotoGPライダーとして中上貴晶が最高峰クラスに昇格。早期の初入賞、そしてルーキー・オブ・ザ・イヤーの獲得が期待されます。他にも詳細が明らかになっていないニッサンのフォーミュラEシーズン5からの参戦、新カテゴリーとなるWTCRとホンダ・シビックの詳細などなど、2018年もモータースポーツの話題と見どころは盛りだくさんになります。


 10年を迎えたオートスポーツwebですが、2018年は『質』にこだわって昨年以上にコンテンツを増強し、今年もみなさまと一緒にモータースポーツを楽しみ、その魅力を伝えていく所存です。


 2018年も引き続き、オートスポーツwebにご期待頂けますと幸いです。


 今年1年、よろしくお願いいたします。


 オートスポーツweb 編集長 水野 智之


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