東京五輪サッカー注目の5人(2)。もはや“新星”ではない!? 怪物級の男たちがずらり【編集部フォーカス】

1月2日(木)7時0分 フットボールチャンネル

伸び悩む“元バルサ”の韓国の至宝

 2020年は東京五輪が開催される。出場資格のある1997年1月1日以降に生まれた選手たちは、既に世界の舞台で活躍している。今回、フットボールチャンネル編集部では東京五輪に出場する可能性がある若きスター選手をピックアップしていく。(文:編集部)

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MF:イ・スンウ(韓国代表/シント=トロイデンVV)
生年月日:1998年1月6日(21歳)
今季リーグ戦成績:1試合出場/0得点0アシスト

 バルセロナの下部組織時代から注目を浴びた早熟プレーヤーだが、韓国代表の一員として出場した2018年ロシアワールドカップ以降は伸び悩みが顕著になっている。昨季はセリエBのエラス・ヴェローナでプレーしたものの、主力定着までには至らず。今季から在籍しているベルギー1部のシント=トロイデンVVでも、監督らの信頼を得られずデビューは12月末までずれこんだ。韓国代表からも半年以上遠ざかっている。

 見た目の通り強気のプレーが持ち味で、韓国国内での人気やスター性は抜群。しかし、超絶技巧を生かしてのドリブルと左サイドからのカットイン以外にこれといった武器がなく、独善的なスタイルが批判を浴びることも。東京五輪まで半年、ベルギーで心機一転、かつての輝きを取り戻せるか。

闘争心丸出しでピッチを駆ける猛犬

MF:サンティアゴ・アスカシバル(アルゼンチン代表/ベルタ・ベルリン)
生年月日:1997年2月25日(22歳)
今季リーグ戦成績:13試合出場/1得点1アシスト(※シュトゥットガルト時代)

 アルゼンチンの東京五輪世代でトップランナーとして欧州の舞台でいち早く活躍してきた。すでにブンデスリーガ1部で50試合以上の出場歴を持ち、主力として君臨していた2部のシュトゥットガルトから、1月1日に1部のヘルタ・ベルリンへと移籍を果たした。

 守備的な特徴が強く、特に相手の縦パスに対するアプローチの速さとボール奪取力には目を見張るものがある。運動量も豊富でピッチを所狭しと駆け回りながら、ピンチの芽を摘んでいくプレーが真骨頂。血の気の多さは時にあだとなるが、猛犬のごときファイティングスピリットを前面に押し出して戦う南米らしさあふれるセントラルMFだ。

左足に爆発力を秘めたナイジェリアのロッベン

FW:サムエル・チュクウェゼ(ナイジェリア代表/ビジャレアル)
生年月日:1999年5月22日(20歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/3得点2アシスト

 ビジャレアルの下部組織が輩出したナイジェリア産の怪物ドリブラー。昨季、Bチーム登録のままトップチーム定着を果たすと残留争いに巻き込まれたビジャレアルを救う大活躍を披露した。豊かなスピードとテクニックを掛け合わせたドリブルと、左足のキック精度を武器に特大のインパクトを残してビッグクラブから注目される存在へと飛躍を遂げている。

 2015年にはU-20ワールドカップで3得点4アシストを記録し、ナイジェリアを優勝に導いた国際会での実績もある。すでにA代表でも12試合に出場しており、20歳とは思えないほどの完成度だ。近い将来のステップアップが確実視される“ナイジェリアのロッベン”にとって、東京五輪がキャリアの転機になる可能性も…?

南米らしさが詰まった守備のマルチ

DF:リサンドロ・マルティネス(アルゼンチン代表/アヤックス)
生年月日:1998年1月18日(21歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/2得点1アシスト

 ユベントスへ移籍したマタイス・デ・リフトの後釜としてアルゼンチンのディフェンサ・イ・フスティシアから今夏欧州発上陸を果たした。だが前任者とはタイプが違い、プレーからは南米らしさが感じられ、中盤にも対応できる汎用性を備える。

 左利きで高い精度のパスを駆使してビルドアップに絡めるだけでなく、身長175cmとセンターバックとしては小柄ながら、巧みな駆け引きで空中戦も苦にしない。こうした特徴からアヤックスではセントラルMFとして起用されることも多く、攻守の切り替えが速い欧州のサッカーに素早く適応して名門のキーマンとなった。

ジダンが見出した新たな中盤の支配者

MF:フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ代表/レアル・マドリー)
生年月日:1998年7月22日(21歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場/2得点3アシスト

 2年前のU-20ワールドカップで日本の前に立ちはだかり格の違いを見せつけたウルグアイ新世代の旗頭は、いまやレアル・マドリーの主力の1人へと成長を遂げた。2018年末まで市場価値たった600万ユーロ(約7億2000万円)だったが、1年で5000万ユーロ(約60億円)と評価されるまでになった。

 絵に描いたようなボックス・トゥ・ボックス型のセントラルMFで、卓越したプレービジョンで攻撃を組み立てるだけでなく、分厚い胸板を揺らしてゴール前まで進出してフィニッシュにも絡める。ジネディーヌ・ジダン監督が見出した才能はウルグアイ代表の次の世代をけん引するキープレーヤーになるはずだ。

フットボールチャンネル

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