2017年はこの人物に注目! サッカー界を動かす30人のキーパーソン[日本編/10〜1位]【編集部フォーカス】

1月3日(火)10時30分 フットボールチャンネル

有望な選手が揃うU-17代表束ねる指揮官

 例年通り、サッカー界にも多くの出来事が起きた2016年も終わり、新たな1年が始まった。それでは、2017年のサッカー界は誰が動かしていくのだろうか。注目すべきキーパーソンを紹介していこう。今回は【日本編/10〜1位】をお届けする。

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10位:森山佳郎(もりやま・よしろう/U-17日本代表監督)

 U-16日本代表監督としてAFC U-16日本代表をベスト4に進出。2017年にインドで行われるU-16W杯出場権を獲得した。育成年代の指揮に定評があり、サンフレッチェ広島ユース時代には数々のタイトルをクラブにもたらし、多くの選手をプロへと輩出した。

 熱いキャラクターで知られ、選手たちには常に戦うことを求める。U-16代表には久保建英ら将来を期待される選手が揃う。それでもまだ10代であることも事実で、多感な時期に森山監督のような人物に出会えることは貴重な経験となっているはずだ。

J1昇格成し遂げたコンサドーレの名物社長

9位:野々村芳和(ののむら・よしかづ/北海道コンサドーレ札幌)

 2017年、5年ぶりにJ1へ復帰する北海道コンサドーレ札幌の社長を務める野々村芳和氏。斬新なアイディアで注目を集めるだけでなく、目標に向かって努力を惜しまない人物。東南アジアのマーケットにも積極的に乗り出し、2013年にはベトナムの英雄レ・コン・ビンを獲得し話題となった。

 さらに2017年夏にはタイのメッシと呼ばれるチャナティップ・ソングラシンがチームに加わることになった。国内最北端のクラブは全国に多くのニュースを発信しているが、これからの札幌、そして野々村社長から目が離せない。

帰ってきた桜の背番号8。天才の閃きが日本サッカー界を盛り上げる

8位:柿谷曜一朗(かきたに・よういちろう/セレッソ大阪)

 セレッソ大阪はJ1昇格プレーオフを勝ち抜き、3年ぶりにトップカテゴリーに戻ってくる。チームの顔である柿谷曜一朗は幼少期から天才と称され、大きな期待を背負う。得点感覚も鋭く、PA内での閃きのあるプレーをJ1で見られるのはセレッソファンならずとも大きな喜びではないか。

 海外挑戦は不完全燃焼に終わった感もあるが、慣れ親しんだC大阪でハイパフォーマンスを見せれば、再び注目を集めるはず。そして、日本代表復帰という道も見えてくるだろう。

黒船か、ホワイトナイトか。Jリーグの放映権を獲得したパフォーム社CEO

7位:ジェームズ・ラシュトン(パフォーム・インベストメント・ジャパン最高経営責任者)

 イギリス出身。2016年夏、Jリーグは英国動画配信大手のパフォームグループと10年約2100億円という巨額の放映権契約を締結。パフォームの提供するスポーツ専門動画サービス『DAZN』で放送されることが発表された。

 Jリーグ愛好家はスカパー!に慣れ親しんでいたこともあり、最初は視聴者も戸惑うかもしれない。一方で、『DAZN』でどのようなコンテンツを楽しめるのか待ち遠しい面もあるのではないか。Jリーグがより身近になることが最も望ましい。

クラブW杯決勝で2得点。去就が注目されるMF

6位:柴崎岳(しばさき・がく/鹿島アントラーズ)

 クラブW杯で世界最高レベルのレアル・マドリーから2得点を奪った鹿島アントラーズの背番号10。中盤の底でゲームメイクを担うだけでなく、高い位置でも出色のパフォーマンスを披露することができる。パスセンスはもちろん、ファーストタッチが上手いから相手のマークも苦にならない。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の求めるボランチ像とは異なるのか、最近は日本代表に招集されていないが、ポテンシャルに疑いの余地はない。海外移籍の噂は絶えず、本人もヨーロッパで自身の力を試したいことだろう。2017年、最注目の選手の一人だ。

いわずとしれた大企業の社長。バルサの胸スポンサーに楽天の名が。

5位:三木谷浩史(みきたに・ひろし/楽天社長)

 日本のインターネットサービス大手企業「楽天」の社長。2016年11月、あるニュースが世界を駆け巡った。それはバルセロナが「楽天」とグローバルパートナーシップ契約を結んだ、というものだ。2017-2018シーズンから世界最高峰のクラブのユニフォームに同社の名前が入ることになるという。

 スペイン代表でバルサの守備の要でもあるジェラール・ピケが三木谷社長と親交があることから今回の話はスムースに進んだようだ。「楽天」がメインスポンサーを務めるヴィッセル神戸も2016年はJ1で好成績を残しており、2017年もこの大企業は引き続き注目されることになる。

中学3年でJ3デビュー。“バルサ帰り”のアタッカー

4位:久保建英(くぼ・たけふさ/FC東京U-18)

 アンダー世代で最も注目を集めるのが久保建英だろう。中学3年生ながらすでにFC東京U-18でプレーし、U-19日本代表候補合宿にも参加した。左足から繰り出されるキックは多彩で、フィニッシュワークで力を発揮する。

 バルセロナ帰りという点がクローズアップされることが多く、その情報が一人歩きする感もあるものの、注目されるだけのポテンシャルは間違いなく備えている。FC東京には、彼を大切に育てる義務があるだろう。

レスターを奇跡のプレミア制覇に導いたイタリア人監Jリーグの改革進める、リクルート出身のチェアマン督

3位:村井満(むらい・みつる/Jリーグチェアマン)

 リクルート出身で2008年に日本プロサッカーリーグ理事に選任された。2014年1月からJリーグチェアマンを務める。イギリスのパフォーム・グループが提供するスポーツのライブストリーミングサービス「DAZN」と協業契約の締結に尽力。10年間で約2100億円という大型契約で、リーグは大きく様変わりしていきそうだ。

 前チェアマン体制時に決まったチャンピオンシップを2016年限りで廃止し、再び1シーズン制に戻したのも村井氏だった。

キャリアの岐路に立つ、日本代表の大黒柱

2位:本田圭佑(ミラン)

 本田圭佑はプロサッカー選手としてのキャリアの岐路に立っているのではないか。長らく日本代表をけん引し、クラブレベルでは名門ミランで10番を背負うが、2016年は評価の難しい1年だった。ミランでは控えに甘んじながらも代表では大黒柱として奮闘。

 ハリルジャパンでの序列は今も高いが、「本田は試合のリズムが足りない」とヴァイッド・ハリルホジッチ監督に指摘されることもあった。ミランで出場機会を勝ち取るのか、新天地で再起を図るのか。いずれにしても、日本代表に本田の力が必要なのは間違いない。

日本代表監督。2018年ロシアW杯出場権獲得を目指す

1位:ヴァイッド・ハリルホジッチ(日本代表監督)

 2015年3月から日本代表監督を務める。ロシアW杯アジア予選では対戦相手に健闘され、勝利を逃すことが何度かあった。それでもアグレッシブなサッカーは次第に浸透し、特に原口元気の覚醒は大きな収穫だった。

 海外組を重宝し、Jリーグ勢を軽視している印象もあるが、代表監督からの叱咤激励と受け止め、国内組は奮闘すべきだろう。W杯に向けて厳しい戦いが続くはずだが、ハリルホジッチ監督の采配にも注目が集まるだろう。

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