東京五輪サッカー注目の5人(3)。もはや“新星”ではない!? 怪物級の男たちがずらり【編集部フォーカス】

1月3日(金)7時0分 フットボールチャンネル

バスクが育んだ新世代のビッグセーバー

 2020年は東京五輪が開催される。出場資格のある1997年1月1日以降に生まれた選手たちは、既に世界の舞台で活躍している。今回、フットボールチャンネル編集部では東京五輪に出場する可能性がある若きスター選手をピックアップしていく。(文:編集部)

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GK:ウナイ・シモン(U-21スペイン代表/アスレティック・ビルバオ)
生年月日:1997年6月11日(22歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/11失点9完封

 チェルシーへと旅立ったケパ・アリサバラガに続く、アスレティック・ビルバオの育成組織が輩出した新たな守護神だ。今季はイアゴ・エレリンとの競争を制して正守護神の座を獲得すると、リーグ開幕戦でバルセロナを完封。出場した17試合のうち9試合でクリーンシートを達成し、許したゴールはわずかに9つと安定したパフォーマンスを披露している。

 最も優れているのは身長190cm体重88kgという恵まれた体躯を生かしたシュートセービング。鋭い反応とゴール全体をカバーするダイナミックな守りは、レアル・マドリーのGKティボ・クルトワを彷彿とさせる。ゴルカ・イライソスやケパといった、近年のアスレティックを支えた守護神の系譜に名を連ねるバスク産GKは、近い将来のA代表定着が期待されている。

W杯優勝の父を持つサラブレッドFW

FW:マルキュス・テュラム(U-21フランス代表/ボルシアMG)
生年月日:1997年8月6日(22歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/6得点5アシスト

 1998年フランスワールドカップの優勝メンバーだった元フランス代表DFリリアン・テュラム氏を父に持つサラブレッド。フランス2部から地道にキャリアを積み重ね、今季開幕前に同1部のギャンガンからボルシアMGへのステップアップを果たした。

 新天地ではいきなり背番号10を託されると、その期待通りの活躍を披露している。父親譲りの恵まれた体格と身体能力を誇り、豪快なフィニッシュだけでなく迫力満点のドリブルからのチャンスメイクにも長ける万能型。身長192cm体重88kgの大男が、ウィングの位置から直線的なドリブルで突き進んで相手DFを手玉に取る姿には度肝を抜かれる。

ドイツの東京五輪世代を引っ張るマルチアタッカー

FW:ヨハネス・エッゲシュタイン(U-21ドイツ代表/ブレーメン)
生年月日:1998年5月8日(21歳)
今季リーグ戦成績:11試合出場/1得点0アシスト

 所属するブレーメンでは定位置を掴みきれていないが、U-17やU-19と各年代のブンデスリーガで得点王に輝いてきたストライカー。U-21ドイツ代表では同じくブレーメン所属で2歳年上の兄マキシミリアンとともに、今夏のU-21欧州選手権準優勝と東京五輪出場権獲得に貢献した。

 左右あるいは中央問わず前線の幅広いポジションをこなせ、ペナルティエリア内での空中戦でも力を発揮できる。クロスやラストパスにも長け、守備面での献身性も兼ね備えるなどオールラウンドな魅力を持つドイツの東京五輪世代を代表する1人だ。

東欧のマラドーナの血を引くファンタジスタ

MF:ヤニス・ハジ(ルーマニア代表/ゲンク)
生年月日:1998年10月22日(21歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場/3得点4アシスト

 “東欧のマラドーナ”と呼ばれ、レアル・マドリーやバルセロナなどで活躍したルーマニアの伝説的名手ゲオルゲ・ハジの息子。若くしてフィオレンティーナに引き抜かれたが、なかなか出場機会を得られず、父が監督を務める古巣のヴィトルル・コスタンツァへ戻った。

 だが、そこで再び評価を高めると父の古巣バルセロナも関心を示していると報じられるようになった。そして今季からはベルギー王者ゲンクで伊東純也とチームメイトに。卓越したビジョンとセンスを武器に、父と同じトップ下を主戦場として躍動している。プレーや振る舞いからはプライドや自信が見え隠れする、ルーマニアの浮沈を握るキーマンだ。

彗星の如く現れ世界を震撼させた17歳

FW:アンス・ファティ(U-21スペイン代表/バルセロナ)
生年月日:2002年10月31日(17歳)
今季リーグ戦成績:10試合出場/2得点1アシスト

 今季、彗星の如く現れて世界を震撼させたのはギニア・ビサウ生まれの17歳だった。バルセロナ史上2番目の若さでトップチームデビューを果たし、16歳304日でクラブ史上最年少ゴールも決めて見せた。

 2019年9月にはスペイン国籍を取得し、翌月U-21代表デビュー。10月末に17歳となった超新星にはA代表デビューの噂すら飛び出た。切れ味鋭いドリブルで相手ディフェンスをきりきり舞いにし、ヘディングでゴールを決められるストライカー的な素質も備える。トップチームでの出番は負傷などもあって徐々に減っているが、才能に疑いなし。東京五輪出場が実現すれば大会の主役になれるビッグスター候補だ。

フットボールチャンネル

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