エイバル、バレンシアに敗れて連勝ならず…乾貴士は71分までプレー

2020年1月4日(土)22時52分 サッカーキング

乾所属のエイバルが敵地でバレンシアと対戦した [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第19節が4日に行われ、バレンシアとMF乾貴士が所属するエイバルが対戦した。3−0で勝利した前節グラナダ戦で今季初得点を挙げた乾は、3試合連続の先発入り。左サイドMFとしてプレーし、71分まで出場した。

 10分、乾が相手のゴールを脅かす。左サイドやや中央寄りの位置でボールを回収した乾は、得意のカットインでペナルティエリア付近まで侵入すると、ゴール右下隅を狙ってシュート。しかし、ボールはポストのわずかに横へと外れた。

 24分にはバレンシアに先制のチャンスが到来。マキシ・ゴメスが右サイドから相手のGKとDFの間を通すグラウンダークロスを供給したが、詰めたロドリゴは合わせることができなかった。絶好機を逸したバレンシアは、27分にも決定機。ダニエル・ヴァスが右サイドからピンポイントのクロスを送り、中央のM・ゴメスが頭で合わせる。強烈なヘディング弾に相手GKの反応は間に合わず、ホームチームが先制に成功した。

 1点を追う展開で後半に入ったエイバルは、51分にセットプレーから同点のチャンスを迎える。ペドロ・レオンが左サイドのコーナーキックからインスイングのボールを送ると、ボールは相手にも当たってセルジ・エンリクの眼前に。同選手は頭で反応したが、ヘディング弾はクロスバーに直撃してゴールとはならなかった。

 バレンシアは57分、今度はロドリゴのお膳立てからM・ゴメスがゴールに迫る。ロドリゴは裏への飛び出しからペナルティエリアまで侵入すると、ゴール前で相手DFと入れ替わり、ゴール右下隅を狙うように左足で折り返す。しかし、並走していたM・ゴメスの足はわずかにボールに届かず、リードを広げることはできなかった。

 後半アディショナルタイム1分、ダニエル・パレホを倒したパウロ・オリヴェイラにこの試合2枚目のイエローカードが提示され、同選手が退場。エイバルは残り時間を数的不利で戦うことになった。

 エイバルの追撃は実らず、新年最初の試合はこのまま終了。エイバルはリーグ戦3試合ぶりの敗戦を喫し、バレンシアはリーグ戦3試合ぶりに勝利した。エイバルは12日、コパ・デル・レイ2回戦で4部のカセレーニョと対戦する。一方、バレンシアはサウジアラビアへと遠征し、9日にスーペルコパ・デ・エスパーニャ準決勝でレアル・マドリードと対戦する。

【スコア】
バレンシア 1−0 エイバル

【得点者】
1−0 27分 マキシ・ゴメス(バレンシア)

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