千葉、38歳MF羽生直剛が現役引退を決断「伝えたい事は感謝の気持ちだけ」

2018年1月5日(金)11時59分 サッカーキング

現役引退を発表した羽生直剛 [写真]=JL/Getty Images for DAZN

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 ジェフユナイテッド千葉は5日、元日本代表MF羽生直剛の現役引退を発表した。

 羽生は現役引退にあたり、千葉のクラブ公式HPでコメントを発表。「これまで本当に色々な事があり、様々な想いがありますが、ここで伝えたい事はやはり感謝の気持ちだけです。それは、僕のような、体が小さな選手が16年もの間、プレーしてこられたのは、たくさんの皆様の支えがあったからに他ならないと考えているからです。株主・スポンサー各位、社長、強化部、監督、コーチ、チームメイト、メディカルスタッフ、ビジネススタッフ、チームマネージャー、ホペイロ、エキップメント、応援し続けてくれた友人…。書き出したら本当に切りがありませんが、プロ生活にとどまらず、私がサッカーを始めた小学生時代から今まで、私に関わってくれた全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです」と、感謝の気持ちを綴っている。

 同選手は今後についても言及。千葉や日本代表で共に戦ったイビチャ・オシム氏の教えについても触れながら、サッカー界への貢献を誓っている。

「これから僕は、社会人としてゼロからのスタートとなる訳ですが、ここまでのサッカー人生で学んだ、常に挑戦し続け、オシムさんにも言われた『野心』を持ち続けるメンタリティ、それは無くさぬようにしていきたいと思います。そして、僕を受け入れてくれた3クラブ、そしてサッカー界への恩返しが出来るような人間に成長する事が、今の僕の野心だと、そう考えています」

 そして、羽生は「またスタジアムでお会いしましょう! 16年間、今思えば夢のような時間でした。今まで、本当に、本当に、本当にありがとうございました!!」と締めくくり、ファン・サポーターに再会を約束した。

 羽生は1979年生まれの38歳。千葉県立八千代高校から筑波大学を経て、2002年に千葉へ加入した。2007年まで千葉の中心選手として活躍すると、翌2008年にはFC東京へ完全移籍。2013シーズンはヴァンフォーレ甲府への期限付き移籍も経験した。2014年から2016年までは再びFC東京でプレーすると、2017年には千葉へ復帰。明治安田生命J2リーグで8試合に出場していた。通算成績は、J1リーグ戦344試合出場29ゴール、J2リーグ戦45試合出場5ゴール。また、2006年から2008年にかけては日本代表にも招集され、国際Aマッチ通算17試合に出場した。

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