FC東京FW矢島輝一、大宮へ完全移籍「誰よりも輝き放ってきます」

2021年1月5日(火)9時34分 サッカーキング

矢島輝一の大宮移籍が決定 [写真]=鈴木颯太朗

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 FC東京は5日、FW矢島輝一が大宮アルディージャへ完全移籍することを発表した。

 矢島は1995年4月6日生まれの現在25歳。FC東京U−15むさし、FC東京U−18、中央大学を経て2018年にFC東京へ加入した。加入初年度は明治安田生命J1リーグで5試合に出場し、U−23チームの一員としては明治安田生命J3リーグで22試合に出場し9得点を挙げた。2020シーズンは明治安田生命J1リーグで3試合の出場にとどまっていた。

 完全移籍に際し、矢島はFC東京のクラブ公式HP上で別れのメッセージを残している。

「愛する青赤ファミリーのみなさんへ。この度大宮アルディージャへ完全移籍する事になりました。僕はFC東京に出会い、夢を持ち、そこからの毎日が楽しくて楽しくて、このクラブが生きる意味を与えてくれました。そんな僕の1つの目標はFC東京のエンブレムをつけ、活躍し続けることでした。今シーズンは特に総力戦で戦う中、試合に絡めない日々を過ごしているうちに、俺はこのままでいいのか、このままチームにいる事が東京にとっても俺にとってもプラスになるのかを考えるようになりました。ちょうどそのタイミングでオファーを頂き、沢山悩んだ結果、移籍する事にしました」

「ふと、ある先輩の言葉が浮かびました。“FC東京loverである前にfootballerであれ”。僕はFC東京と同じくらい、footballを愛しています。そんな大好きなサッカーでテッペンを取れるように頑張ります!間違いなく今の自分があるのはFC東京のお陰です。何処に行っても青赤に育ててもらった感謝の気持ちは変わりません。そしてここからが矢島輝一第二章の始まりだと思っています。大宮アルディージャの男として誰よりも輝き放ってきます」

「スクールに入った5年生からの8年、特別指定1年、プロとして3年、FC東京で出会った指導者のみなさん、フロントスタッフのみなさん、本当にお世話になりました。そしてファン・サポーターのみなさんからの愛情が満ち溢れたお声掛けや後押しは本当にうれしかったです。今後も強い覚悟で頑張っていきます。本当にありがとうございました。矢島輝一 第一章 完」

 また、新天地となる大宮のクラブ公式HPでは「大宮アルディージャでプレーすることになりました、矢島輝一です。皆さんの期待に、姿勢とプレー、そして結果で応えられるよう精進していきます。よろしくお願いします!」と意気込みを語った。

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