神戸、鹿島からDF広瀬陸斗を完全移籍で獲得…千葉の35歳GK新井章太の加入も発表

2024年1月5日(金)16時37分 サッカーキング

神戸が鹿島のDF広瀬陸斗を完全移籍で獲得! [写真]=小林渓太

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 ヴィッセル神戸は5日、ジェフユナイテッド千葉からGK新井章太、鹿島アントラーズからDF広瀬陸斗が共に完全移籍にて加入することを発表した。

 1988年11月1日生まれで現在35歳の新井は、2011年に国士舘大学から東京ヴェルディに入団しプロキャリアをスタートさせた。約2年後に川崎フロンターレに加入すると、その後の7年間で公式戦通算70試合に出場。2020年には千葉へ完全移籍で加入すると、初年度から正GKとして活躍し、在籍4年目の昨シーズンも明治安田生命J2リーグの23試合でゴールマウスを守った。

 1995年9月23日生まれで現在28歳の広瀬は右サイドバック(SB)を主戦場とするプレーヤー。浦和レッズの下部組織出身で、2014年に水戸ホーリーホックへ入団しプロキャリアをスタートさせた。その後は徳島ヴォルティスや横浜F・マリノスでのプレーを経て、2020年1月に鹿島へ完全移籍で加入。4シーズンを過ごした同クラブでは公式戦通算100試合に出場し1ゴール13アシストをマークした。

 新井と広瀬の両選手は新天地・神戸のクラブ公式サイトにてそれぞれ次のように意気込みを示している。

◼︎新井章太
「はじめまして、ジェフユナイテッド市原・千葉から移籍してきました新井章太です。まずは、ヴィッセル神戸に関わる全ての皆さん、昨シーズンはリーグ優勝おめでとうございます。チャンピオンとして迎える2024年シーズン、新たな一員としてリーグ連覇を目指せる事、本当に嬉しく思います。僕を迎え入れてくれたこのチームへの恩はタイトルでしか返せないと思っています。神戸の街を更に熱くできるように一緒に戦ってください。今日からよろしくお願いします」

◼︎広瀬陸斗
「鹿島アントラーズから加入することになりました、広瀬陸斗です。リーグ連覇、ACL優勝、そしてすべてのタイトル獲得に貢献できるよう、勝利のために自分が持っているすべてを捧げたいと思います。一日でも早くチームの戦力となれるよう頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします」

 また、両選手は退団した千葉と鹿島のクラブ公式サイト上でそれぞれ次のようなコメントを発表した。

◼︎新井章太
「4年間ありがとうございました。僕が在籍した期間はほとんどがコロナ禍でした。本当に辛く難しい時期を過ごしましたが、ジェフユナイテッドのファン・サポーターのみなさんの協力とクラブスタッフのみなさんのおかげでなんとか乗り越えられました。それをみんなで乗り越えた結果が先シーズンの結果に繋がったと思いますし、フクアリの一体感に繋がったと思います。あの一体感は僕がずっと求めていたものでした。自分達が自分達の事を理解し、スタジアム全体がチャレンジャーとして必死に戦いました。その雰囲気を今後もジェフの強みとしてみんなでつくりあげてほしいと思っています」

「最後になりますが、こんな俺を受け入れて一緒に本気になって戦ってくれたチームメイト、コーチングスタッフのみなさんには本当に感謝しかありません。慶行さんに付いていけば目標は叶うと思います。これからはジェフのサポーターとして応援し続けます。今まで本当にありがとうございました」

◼︎広瀬陸斗
「自分にとっては難しい決断でしたが、ヴィッセル神戸に移籍することを決めました。鹿島アントラーズでの4年間、常に勝利が求められる環境で練習から全力を尽くし、選手としても、人間としても、貴重な時間を過ごすことができました。どんな状況でもチームのことを考えてプレーし、行動することはこのクラブの伝統だと思いますし、アントラーズにいたからこそ、プロサッカー選手として当たり前で一番大切なことを学び、成長できたと思います」

「在籍中にタイトルという結果を残すことができず、本当に申し訳ないです。アントラーズファミリーが一体となって戦うあのカシマスタジアムの雰囲気は、決して忘れることはありません。この先のサッカー人生においても、献身、誠実、尊重というアントラーズの哲学を、自分は大切にしていきます。4年間、ありがとうございました」

サッカーキング

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