【巨人】第2の門脇は現れるか 今から注目必至!2024シーズンの「プロスペクト3人衆」

2024年1月6日(土)13時56分 ココカラネクスト

門脇はルーキーイヤーから存在感を示した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 今季は球団創設90周年と節目の年、「新風」のスローガンを掲げ、阿部慎之助新監督の下、どんな戦いを巨人が見せるのか。今から多方面にわたって興味が尽きない。

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 また昨年はドラフト4位ルーキーの門脇誠がチームで大きな存在感を示した。開幕一軍を勝ち取ると当初は守備で評価を得たが、課題の打撃でも頭角を現し、シーズン1年目は126試合に出場、打率・263、3本塁打、21打点。勝負の2年目は背番号が「35」から「5」に変更となることも期待の現れ。遊撃レギュラーとしてさらなる飛躍が期待されている。

 チームの底上げのためにも躍動感あふれる若手の台頭が待たれる。そこで注目されているのは、ドラフト4位ルーキーの佐々木俊輔外野手(日立製作所=24)だ。俊足、シュアな打撃、広い守備範囲でも知られ、即戦力ルーキーとして期待を高めている。阿部監督はセンターに関して日本人野手に任せたいというプランを持っており、春のキャンプ、オープン戦でアピールに成功すれば、門脇同様に開幕スタメンも十分ありえそうだ。

 また野手の期待株といえば、昨秋のキャンプで話題を集めた育成の中田歩夢内野手も面白い存在となりそうだ。身長172センチと小柄な体格ながら、シュアな打撃が阿部新監督の目に留まり、直接指導も受けた。守備の堅さにも定評があり、まずは早い段階で支配下登録を勝ち取れるかが注目となる。

 さらに阿部監督の「秘蔵っ子」ともいわれるエスタミー・ウレーニャ内野手の存在も注目となる。20年から3年間日本に在籍、二軍監督時代から目をかけてきたこともあり、2023シーズンにプレーした楽天を戦力外となったことで再び育成として再契約に踏み切った。ドミニカ共和国出身、巨人時代は一時、支配下登録も勝ち取り、一軍試合に出場したこともあったが、結果を残せなかった。右の長距離砲としての活躍が期待されており、内外野を守れることもあり、外野手争いの一角に食い込めるか。

 3年連続V逸からの巻き返しを図るチームでは現有戦力の強化に加え、勢いのある新しい力の合流が待たれる。果たして本拠地東京ドームで暴れまくるのは、どんな顔ぶれとなるのか。ファンも楽しみなシーズンとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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