浦和の収入は最大1.1億円?荻原拓也が金子拓郎所属ディナモ・ザグレブ移籍

2024年1月7日(日)10時19分 FOOTBALL TRIBE

荻原拓也 写真:Getty Images

 クロアチア1部ディナモ・ザグレブは、昨年夏に北海道コンサドーレ札幌からMF金子拓郎を買い取りオプション付きの期限付き移籍により獲得。同選手の活躍もあり、今月はじめに浦和レッズからDF荻原拓也を獲得した模様。両者の契約内容を現地メディアが報じている。


 浦和の下部組織出身である荻原は、2017年11月にトップチーム昇格を果たした後、アルビレックス新潟や京都サンガへ期限付き移籍。昨年に浦和へ復帰すると、2023シーズンのJ1リーグで15試合にスタメン出場。AFCチャンピオンズリーグ2023/24シーズンのグループステージ全6試合で先発出場したほか、FIFAクラブワールドカップでも全3試合で途中出場していた。


 荻原の去就を巡っては、昨年末にディナモ・ザグレブとの交渉が報じられると、クロアチア紙『Sportske novosti』は今月2日に「彼は買い取りオプション付きの半年レンタルで、ディナモ・ザグレブと合意。金子と一緒にクロアチアへ向かう予定」と伝えていた。


 そして同紙は6日になって「荻原は4日、買い取りオプション付きの1年レンタルでディナモ・ザグレブとサインを交わした」とリポート。これによると、浦和に支払われるレンタル料が20万ユーロ(約3200万円)であるほか、買い取りオプションは50万ユーロ(約7900万円)に設定されているという。


 またクロアチアメディア『Germanijak』によると、荻原は今月8日開始のトレーニング合宿からチームに合流するとのこと。今月24日にクロアチア1部リーグ再開初戦にむけてコンディション調整を行う。


 ディナモ・ザグレブはクロアチア1部リーグを24度制した強豪であり、2022/23シーズンにリーグ6連覇を達成。ただ今季はここまで17試合を終えて10勝4分3敗。消化試合数が2試合多い首位ハイドゥクから勝ち点7差の3位につけている。

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