ゴルファーのための食事学「ゴルフの前には、身体を温める食材を食べよう!」

2024年1月9日(火)11時30分 ココカラネクスト

 トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。

寒い冬のラウンドが始まる時、皆さんの身体は温まっていますか?

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寒くて身体が固まる、、、身体が動かしづらい、、、
冬季のラウンドは、この様な方が多いのではないでしょうか。

皆さんのパフォーマンスアップ!怪我予防!のためは、身体が温まった状態でラウンドをスタートすることが重要です。その為におすすめの食材をご紹介します!

『生姜』

今回おすすめする食材は『生姜』です!

身体を『温める』食材や成分は多く存在し、唐辛子の『カプサイシン』や、ココアの『テオブロミン』などがこの一種です。これらの成分は、どの様に体内で作用し身体を『温めるか』が異なります。

今回紹介する生姜には『ジンゲオール』という成分が含まれます。
ジンゲオールは、そのままでは身体を温める効果はありません。
乾燥、また加熱することで『ショウガオール』という成分に変化します。
このショウガオールに、身体を温める効果があります!

ショウガオールは生姜の辛味成分ですが、唐辛子の様な辛味はありません。
体内で発汗を促進し、この作用により身体を温めます!

『なぜ身体を温める必要があるの?』

では、なぜ体温を上げる必要があるのでしょうか?

体温が上がると血管が拡張し、全身に酸素が届きやすくなります。指先から足先まで全てを動かすゴルフは、全身の筋肉を動かす為に、隅々まで酸素が届くことが重要です。全身に豊富な酸素が届くことで、ゴルフのパフォーマンスアップに繋がります。
そして体温が上昇するということは、筋温も上がるということです。筋肉が温まることで、筋肉の損傷(肉離れや筋断裂)を防ぎ、関節の可動域アップを促します。ゴルファーの皆さんが練習通りのスイングをする為に、身体が温まっていることが重要です。

そして、準備運動は身体の為だけではありません。
スイングの動きやラウンドの流れをイメージすること、心の準備をする為にも、身体を温める時間は必要です。

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。

引き続き様々な観点から、ラウンド中の栄養管理についてご紹介させていただきます!


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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

ココカラネクスト

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