モナコ南野拓実を揶揄「リバプールは移籍金21億円で…」プレミア復帰報道も

2023年1月9日(月)7時2分 FOOTBALL TRIBE

南野拓実 写真:Getty Images

 カタールW杯日本代表FW南野拓実(27)は、昨年6月にリバプールからASモナコへ完全移籍。新天地で不振に陥る中、リバプールの専門サイト『Liverpool.com』が同選手のパフォーマンスを酷評。リバプールの取引の正当性を主張している。


 同選手はASモナコ加入後、サイドハーフで先発起用やフィジカル面を重視するスタイルにフィットできず、9月中旬以降はレギュラーからベンチ要員へ降格。昨年12月末のフランス1部リーグ再開初戦では1アシストをあげたものの、ハーフタイムで途中交代。今月7日の国内カップ戦では先発出場で72分までプレー。しかし、チームは2部クラブ相手にPK戦の末に敗れている。


 『Liverpool.com』は8日、南野拓実に関する特集記事を掲載。「この日本代表選手は2年半の在籍期間中、先発メンバーに入るのに苦労し、いつまでもリバプールのトップチームの片隅にいるような状態だった」


 「プレミアリーグでは、南野拓実は小柄な体格がゆえに相手ディフェンダーに圧倒され、フィジカル面で苦戦を強いられた。ユルゲン・クロップ監督は、彼をサイドで起用することもあったが、4-3-3システムの真ん中でしか通用しなかった」と、リバプールで出場機会を得られなかった背景を綴っている。


 つづけて「リバプールは南野拓実を移籍金1500万ユーロ(約21億円)でASモナコへ売却したが、多くの人々はこれが関係者にとって正しい選択だったと感じている。リバプールは不振を極めていた選手からわずかな利益を得た。それは、昔ながらのマネーボールのようなものだった」と、リバプールの巧みな取引を称賛。


 「(南野拓実の放出から)6ヶ月後、リバプールはこの取引で有利な立場に立っている。南野拓実はASモナコへの加入以降、リーグアンを熱狂させることはほとんどなかった」と、同選手の現状を酷評した。


 なお南野拓実は先月下旬の練習試合・リーズ・ユナイテッド戦でプレーすると、試合後にリーズ・ユナイテッドのジェシー・マーシュ監督と対談。イギリス・ヨークシャー州リーズの地元紙『ヨークシャー・イブニング・ポスト』は、同選手がレッドブル・ザルツブルク在籍時の恩師と会話していたことから、「リーズ・ユナイテッドがレンタル移籍により南野拓実の獲得に動く可能性がある」と報じていた。

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