「すごいキャプテン」 堂安律、引退発表の遠藤保仁に「悲しいですが、ガンバファンとしては…」

2024年1月9日(火)21時7分 サッカーキング

ガンバ大阪時代に同僚だった堂安(左)と遠藤(右) [写真]=J.LEAGUE

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 2023年シーズン限りで現役を引退することを発表した元日本代表MF遠藤保仁に向け、ガンバ大阪時代のチームメイトである日本代表MF堂安律がJFA(日本サッカー協会)を通じて、コメントを発表した。

 2015年にG大阪でトップチームデビューを果たした堂安。遠藤に引退発表に接し、「もうヤットさんのプレーを見れないのは悲しいですが、ガンバに戻ってきてコーチをされるのは、ガンバファンの自分にとっては嬉しい気持ちもあります。ヤットとさんがこれまで積んでこられたキャリアはすごいものだと思います」と、残念がる一方で、古巣のトップチームコーチに就任することを“いちサポーター”として喜んだ。

 堂安は現在、日本代表として42試合に出場しているが、「自分が日本代表であと100試合出ても追いつけないというのは、ヤットさんがされてきたことが本当にすごいことだと感じさせてくれます。そして間違いなくJリーグの価値を上げた方だとも思っています」と、代表152試合出場の先輩の偉大さを改めて感じたようだ。

 G大阪のトップチームでは堂安が移籍する2017年途中までの約2年半をともにしたが、「自分がガンバでプレーしていた頃は、キャプテンをされていたのですが、自分が小さい頃に描いてたキャプテン像とは真逆で、新しいスタイルを出していくのはヤットさんにしかできないことだと感じていました。後輩に全く気を遣わせず、ヤットさんはそういう空気を出してくれて、あれだけ主力の選手なのに、若手に生き生きとプレーさせてくれるのは本当にすごいキャプテンだと思っていました。またトレーニングなども本当に真摯に取り組んでいる姿を見させてもらって、学ばせてもらいました」と回想。

「次のキャリアでも間違いなく成功されると思いますが、ひとまず本当にお疲れ様でしたとお伝えしたいです」と、遠藤へのメッセージを送っている。


【動画】遠藤保仁、YouTubeで引退の心境明かす

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