【シンザン記念】「外回り平均上がり35.3」「4角平均通過ポイント2.4P」に合うパワータイプの馬は?

1月9日(木)17時0分 SPAIA

2020年シンザン記念で本命に推されたタガノビューティーⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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先行有利も差し馬に注意

年が明け、クラシックシーズンを迎えた馬たちによって争われる最初の3歳重賞、シンザン記念(GⅢ・芝1600m)。のちに日本ダービーを制するタニノギムレット、牝馬3冠を達成したジェンティルドンナ、アーモンドアイなど、このレースの勝ち馬にはそうそうたる名前が刻まれている。

果たして今年の出走馬の中に、未来のスーパースターは存在するのだろうか。伝統ある一戦について、先週の馬場傾向と出走馬の馬場適性の観点から分析、予想を行なっていく。

まずは、2020年の開催初日となった1月5日と翌日の6日に京都競馬場で行われた芝のレース結果について振り返る。

1/5・6京都芝コースの上がり

芝のレースは合計10レースが行われ、そのうちシンザン記念と同じ外回りコースを使用したレースは6レース。1600m戦の勝ちタイムを見ていくと、重賞の京都金杯が1:34.0、3勝クラスの新春Sが1:36.8となっており、良馬場ながら時計のかかる馬場状態だったということがわかる。

スローペースの上がり勝負となった新春Sでは1着クライムメジャーと3着サムシングジャストが上がり33.9というタイムをマークしているが、その他のレースでは34秒台後半から36秒台での決着となり、平均上がりは1着35.3、2着35.3、3着35.5、1〜3着平均は35.3と上がりもかかる馬場となっていることが見てとれる。

1/5・6京都芝コースの通過順位

続いて外回りコースを使用したレースで1〜3着に入った馬の通過順位についても見ておく。逃げ馬が馬券圏内に入ったのは5日の最終レースとなった4歳以上2勝クラスを勝利したゼセル1頭のみ。開幕週らしく先行馬が対象馬18頭中11頭も馬券も絡んでいたが、レース展開によっては2着と3着に4角で中団より後ろにいた馬の台頭もあった。

4角の通過順位を逃げ1P、先行2P、差し3P、追込4Pに振り分けて数値化した4角平均通過ポイントでは、1着1.8Pだったのに対し、2着2.5P、3着は2.8P、1〜3着の平均は2.4Pとなっていたことからも、基本的には先行馬が有利ではあるが、開幕週のわりには差しも届く馬場だったと言うことができるだろう。

タガノビューティーに雨は味方する

しかしレース当日の天気はどうやら雨。馬場が悪化すると先週以上に差しが届く可能性もありそうだ。良馬場で持ちこたえるのか、それとも重馬場まで悪化するのか、現時点では判断が難しいが、いずれにしても馬場傾向からはスピード型よりはパワー型の馬を狙いたいところだ。

そこで今回の推奨馬サンクテュエール(33.6/2.0P)、タガノビューティー(芝で3着以内の経験なし)、ヒシタイザン(34.8/1.3P)、オーマイダーリン(35.2/2.5P)、ルーツドール(34.2/2.0P)の5頭とする。

2020年シンザン記念出走馬の3着以内に好走したときの平均上がり

本命はタガノビューティー。芝のレースでは3着以内の経験がないが、ダートで上がり34.8と破格の末脚が使えるだけの非凡な能力は、初めての芝のレースとなった前走のGⅠ朝日杯FSでも通用。上がり35.2を使い、4着だったレース内容は高く評価できる。芝ではパワータイプに分類されるので、雨による道悪と差しが届きやすくなる馬場になればチャンスは十分あるとみた。

対抗はオーマイダーリン。過去2戦は内回りながら、京都芝1600mを使われて平均上がり35.2、新馬戦の4角通過順位は2番手、前走は11番手と脚質に自在性もある。さらに新馬戦では重馬場も経験しているのは、プラスに作用するはずだ。

3番手以下は先行力のある馬をチョイスした。ヒシタイザンは3着以内に入った時の平均上がりが34.8、重馬場で未勝利を勝っており道悪は問題なし。2走前の百日草特別では2000mでも3着に入っているが、距離はマイルくらいの方がいいタイプだと考える。人気もなさそうなので面白い存在だ。

ルーツドールとサンクテュエールは軽い馬場を得意とするタイプだと考えているが、ルーツドールは新馬戦の時計が1:33.0と優秀。サンクテュエールは雨がそれほど降らないようなら力はここでも通用するだろう。

▽シンザン記念予想▽
◎タガノビューティー
○オーマイダーリン
▲ヒシタイザン
△ルーツドール
×サンクテュエール

SPAIA

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