WRC:トヨタ、2020年仕様のヤリスWRCスタジオショット公開。「より軽量かつパワフル」
2020年1月10日(金)20時0分 AUTOSPORT web

TOYOTA GAZOO Racingは1月10日、千葉県の幕張メッセで2020年のWRC世界ラリー選手権参戦体制発表会を実施したのにあわせ、2020年仕様トヨタ・ヤリスWRCのスタジオショットを公開した。
2020年はドライバー/コドライバー/マニュファクチャラーの三冠獲得に挑むTOYOTA GAZOO Racing WRT。全ドライバーを入れ替えセバスチャン・オジエ、エルフィン・エバンス、カッレ・ロバンペラという、チーム総代表の豊田章男トヨタ自動車社長が「誰がいつ勝ってもおかしくない」と表現する布陣で挑む。
この3名が操る2020年仕様のヤリスWRCは軽量化やエンジンのアップグレードといった改良が施されたモデルだ。
チーム代表のトミ・マキネンは「2020年仕様のヤリスWRCの外観は昨年のクルマと似ており、コンディションが異なる多くのラリーで強さを示したパッケージの大部分を受け継いでいる」としている。
「それでも、“もっといいクルマ”に鍛えるべく小さな改善を積み重ね、より軽量かつパワフルなクルマで新たなるシーズンに臨む」
「才能豊かな我々の新ドライバーたちはきっとすぐクルマに慣れてくれると思うから、今シーズンもまた最高の結果を狙えると確信している」
最終戦にラリー・ジャパンを組み込む2020年のWRC、シーズン開幕戦は1月23〜26日に行われる第1戦モンテカルロだ。









