J1残留の札幌、前浦和・ペトロヴィッチ氏が新指揮官に「新しい歴史を刻んでいけるよう」

2018年1月10日(水)18時12分 サッカーキング

札幌の指揮官に就任することが決まったペトロヴィッチ氏 [写真]=Getty Images for DAZN

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 北海道コンサドーレ札幌は10日、ミハイロ・ペトロヴィッチ氏が新監督に就任すると発表した。

 ペトロヴィッチ監督は1957年生まれの60歳。2006年6月にサンフレッチェ広島の監督に就任した。2007年にはJ2降格となったものの、天皇杯では準優勝。翌2008年のJ2リーグを圧倒的な強さで制してJ1復帰を果たすと、2010年のヤマザキナビスコカップではチームを決勝に導いた。そして2012年、浦和の指揮官に就任。指揮5年目の2016年にJリーグYBCルヴァンカップを制して念願のタイトル獲得を達成し、明治安田生命J1リーグ・セカンドステージも制覇し、年間勝ち点でも首位でフィニッシュした。J1チャンピオンシップは決勝から出場したがタイトルを逃している。

 浦和での6年目だった2017シーズンは、序盤こそ明治安田生命J1リーグで順調に勝ち点を積み重ねたものの、5月20日に行われた第12節の清水エスパルス戦から9試合で2勝1分け6敗と急失速。7月29日の第19節で札幌に0−2と敗れた後、翌30日に解任された。

 日本で3クラブ目となる指揮を執ることが決まったペトロヴィッチ氏。監督就任にあたり、以下のようにコメントしている。

「こんにちは、ミハイロ・ペトロヴィッチです! 北海道コンサドーレ札幌の監督に就任できた事を非常に嬉しく、そして光栄に思っています。私はこのクラブがまだ見たことのない世界を皆さんとともに実現していきたいと思っています。選手、スタッフ、監督がともに一丸となって、これまで見ることのなかった、クラブの新しい歴史を一つずつ刻んでいける様に、日々全力で努力していきたいと思っています。その為には、サポーターである皆さんの力も不可欠です! 良い時も悪い時も、ともに皆さんと分かち合いながら、日々前進していければと思います。サポーターの皆様のご支援、心より宜しくお願い申し上げます!」

 札幌は2017シーズンの明治安田生命J1リーグで12勝7分け15敗の11位。昇格1年目でJ1残留を決めた。J1定着を目指す来季以降に向けて、ペトロヴィッチ氏に指揮を託すこととなった。

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