「女子チームの力になってくれる」…フランクフルトの“先輩”長谷部誠、新加入の千葉玲海菜に期待

2024年1月10日(水)18時37分 サッカーキング

(左)長谷場誠と(右)千葉玲海菜 [写真]=Getty Images、須田康暉

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 フランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠が、アイントラハト・フランクフルト・フラウエン(女子チーム)への加入が決定した日本女子代表(なでしこジャパン)FW千葉玲海菜について言及した。

 1999年4月30日生まれで現在24歳の千葉は、藤枝順心高校や筑波大学を経てジェフユナイテッド市原・千葉レディースに入団。WEリーグではここまで22試合に出場し10ゴール、2022年にデビューを飾ったなでしこジャパンでは国際Aマッチ8試合に出場し3ゴールをマークしている。現地時間10日に2026年6月30日までの契約でフランクフルトに加入することが発表。新天地での背番号は「15」に決定している。

 千葉が加入したフランクフルトは女子ブンデスリーガで7度、女子チャンピオンズリーグ(WCL)で4度の優勝を誇るドイツ屈指の強豪で、過去には熊谷紗希(現:ローマ)や安藤梢(現:三菱重工浦和レッズレディース)らなでしこジャパンの“先輩”たちも所属。また、2014年夏からは長谷部が男子チームで活躍しており、今シーズンもここまで公式戦9試合に出場している。

 日本とも馴染みの深いクラブでキャリアの新たな一歩を踏み出すこととなった千葉だが、長谷部も同選手の活躍に大きな期待を寄せているようだ。千葉加入に際し、クラブの公式X(@eintracht_jp)に登場した39歳の“レジェンド”は、自身初の海外挑戦を決断した千葉に次のような言葉を送っている。

「日本人選手がアイントラハトに来てくれて個人的にも非常に嬉しいですし、女子チームの力になってくれると思うので、出来るだけ早くこの環境に慣れて活躍して欲しいと思います」

「ドイツ語をまずは習って、チームメイトとコミュニケーションを取ること。フランクフルトはとても国際的な都市なので、日本人も多いですし、生活しやすい環境だと思うので、そういった部分も含めて早く適応できるんじゃないかと思います」

 フランクフルトは今シーズンの女子ブンデスリーガで首位と「5」ポイント差の3位につけ、グループステージの2試合を残すWCLでも決勝トーナメント進出の可能性を残している。加入に際し「出来るだけ早くチームに馴染み、このクラブの一員として勝利に貢献できるようベストを尽くしたいと思います。私の目標はゴールを決めてチームを助けることです。そうすれば、シーズン終了後の順位表で良い位置にいることができると思っています」と意気込みを示していた千葉。今後の活躍に注目だ。


【動画】“レジェンド”長谷部からの助言!

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