名古屋DF藤井陽也がベルギー移籍!…コルトレイクに買取OP付きレンタル加入「熱い魂で頑張ってきます!」

2024年1月10日(水)18時15分 サッカーキング

アンデルレヒトへの完全移籍が発表された藤井陽也 [写真]=三浦彩乃

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 名古屋グランパスは10日、日本代表DF藤井陽也がジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のコルトレイクへと期限付き移籍することを発表した。

 契約期間は2024年6月30日まで。コルトレイクの発表によると、契約には買い取りオプションも付随しているという。なお、新天地での背番号は「24」に決定した。

 逞しく咲いた生粋の“グランパスっ子”が、世界へと羽ばたくときがきた。2000年12月26日生まれの藤井は現在23歳。名古屋グランパスのスクールからクラブ一筋で、着用する背番号『13』も、山口慶、磯村亮太と歴代ユース出身者が受け継いできたものだ。プロ4年目の昨シーズンに才能を開花させると、攻撃的CBとして一躍レギュラーに定着。今シーズンは明治安田生命J1リーグで34試合出場2ゴール3アシスト、YBCルヴァンカップで8試合出場、天皇杯で4試合出場1ゴールという成績を残し、元日には日本代表デビューを果たした。

 海外移籍が決定した藤井は、クラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「ベルギー1部のコルトレイクに期限付き移籍することを決めました。まず、代表活動後に急遽決まったこともあり今までお世話になったグランパスのスタッフ・関係の方々、ファミリーの皆さまに直接ご挨拶ができず申し訳ありません」

「小学校低学年でグランパススクールに入り、小学4年生の時に加入したグランパスジュニアから今まで約17年間名古屋グランパスに育てていただきました。高校3年生の夏の時点ではトップチーム昇格は決まりませんでしたが、冬に大学受験に失敗した僕をクラブが救うように、急展開でまさかのトップチーム昇格が決まり、プロの世界に入ることができました」

「プロになってからは試合に出られない時間が続きましたし、ACLでは試合最後にミスをしてしまうなど、苦しい時期が長かったですが、周りのスタッフ、チームメイトがいつもポジティブな声をかけてくれたおかげで様々なことを乗り越え、ここまで成長することができました。本当に素晴らしい監督やコーチ、チームメイトに恵まれたと思っています。ありがとうございました」

「ユースの時に第二グラウンドでのチャント、プロになってからの豊スタでのチャントの両方とも、初めて聞いた時に鳥肌が立ったのを覚えています。本当に嬉しかったです。皆さんの声援、支えが常に自分の中で頑張る力になりました!ありがとうございました。アカデミー時代はプロの世界でプレーするアカデミー出身の選手にいつも憧れ、目標にして毎日練習を頑張っていました。これからは自分が海外で活躍して、アカデミーの選手たちに目標としてもらえる選手になれるように精一杯頑張ってきます」

「グランパスが大好きです。本当に長い間ありがとうございました! たくましく世界で咲くために熱い魂で頑張ってきます!」

 藤井が加入するコルトレイクには、昨夏まで日本代表DF渡邉剛が在籍していた。今シーズンのジュピラー・プロ・リーグでは、第20節終了時点で2勝4分14敗の最下位に沈んでいるが、1901年に創設された由緒あるクラブだ。2000年代初頭には財政破綻により3部降格を経験したものの、2007−08シーズンにトップリーグに返り咲いている。

サッカーキング

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