ミケーレ・ピロ、Moto2のアルコバがオージーケーカブトと契約。2024年からヘルメットをKabutoに変更

2024年1月11日(木)19時6分 AUTOSPORT web

 1月9日、日本のヘルメットメーカーである株式会社オージーケーカブトは、2024年からミケーレ・ピロとジェレミー・アルコバの2名のライダーと新たに契約を締結したと発表した。


 株式会社オージーケーカブトは、『Kabuto』のブランド名でオートバイ用やサイクル用のヘルメットを販売している日本の企業だ。2021年シーズンから全方向型エアロダイナミクスをメインコンセプトにした新モデルの『F-17』を登場させて以来、世界選手権でも愛用しているライダーが増えてきた。


 2022年にはKTMからMotoGPに参戦したレミー・ガードナーがKabuto F-17 RACINGの使用を開始。ガードナーは2023年からスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)に戦いの場を移すことになったが、アプリリアからMotoGPクラスに参戦しているアレイシ・エスパルガロが3年契約で新たにKabutoの契約ライダーとなった。


 そして今回、ピロとアルコバが新たにF-17 RACINGを使用することになった。ピロはロードレース世界選手権の125cc、Moto2、MotoGPの経験者であり、現在はMotoGPクラスに参戦しているドゥカティファクトリーのテストライダーを務めている。また、イタリア選手権(CIV)のスーパーバイククラスにも参戦しており、6度のチャンピオンに輝いている選手だ。


 アルコバは、2020年にロードレース世界選手権のMoto3クラスにフル参戦しているライダーだ。2022年からはMoto2クラスに参戦しており、2024年はCorreos Prepago Yamaha VR46 Teamに移籍する。

2024年からオージーケーカブトと契約したジェレミー・アルコバ


■ミケーレ・ピロ
「Kabutoのライダーになれてとても嬉しいよ。Kabutoヘルメットが長年に渡り高品質である事は知っていて、そのヘルメット開発に携わる事がとても嬉しく思う。ドゥカティでは研究開発を非常に重要視していて、それはKabutoも同様だと聞いているので僕たちは一緒にとても良い仕事ができると思っているよ。信頼を示してくれたKabutoファミリーのみんなに感謝したい。サーキットでまた会おう」


■ジェレミー・アルコバ
「Moto2ライダーのジェレミー・アルコバだよ。大きな信頼を寄せているKabutoファミリーの一員になれてとても嬉しく思っているよ。Kabutoのヘルメットは最高のクオリティで、走っている時に自信を持たせてくれる。まずは表彰台を獲得して、Moto2のタイトルを争うという目標を一緒に達成できると信じている」

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