浦和レッズが争奪戦制する可能性も?元ブラジル代表選手の代理人が注目発言
2025年1月11日(土)21時22分 FOOTBALL TRIBE
大物センターバックの獲得が決定的だという浦和レッズ。オリンピック・リヨン所属の元ブラジル代表DFアドリエウソンはアンデルレヒト移籍に向かっているとみられていたが、同選手の代理人が浦和移籍の可能性に含みを持たせているようだ。
2024年12月、期限付き移籍期間満了によりブラジル1部ボタフォゴFRからリヨンへ復帰したアドリエウソンの去就を巡っては、フランスメディア『RMC』が1月2日に「彼はリヨンへ復帰も、将来についてまだ決断していない」「浦和やトラブゾンスポルなどと交渉中」と報道。ただフランス紙『レキップ』は10日に「アドリエウソンはベルギー1部アンデルレヒトへ2025年6月までのレンタル移籍により加入する見込み。500万ユーロ(約8億1000万円)の買い取りオプションが盛り込まれている」と伝えていた。
浦和移籍の可能性が消滅したと思われたが、アドリエウソンの代理人は11日、トルコメディア『61saat』のインタビューにて「(彼の去就は)まだ何も決まっていない」とコメント。記事では「アンデルレヒトが最有力候補」「トラブゾンスポルは条件面で個人合意」としながらも、「CSKAモスクワと浦和からもオファーが届いている。選手本人は11日に代理人が話し合った後、どのクラブへ移籍するか決める」と綴られており、浦和が争奪戦を制する可能性を排除していない。
現在26歳の同選手は、身長182cmで右利きのセンターバック。2019年6月にU22ブラジル代表の一員として第47回トゥーロン国際大会に参戦し、決勝のU22日本代表戦でもベンチ入り実績の持ち主であり、2024年1月以降はブラジル1部ボタフォゴとリヨンでプレー。同年12月に期限付き移籍期間満了でリヨンへ復帰している。
なお浦和の補強に関しては、1月6日放送の『THE SEITARO☆RADIO SHOW「1700」』(エフエムナックファイブ)でも話題に。パーソナリティーの大野勢太郎氏は「聞くところによると、ものすごいセンターバック(の獲得が)発表間近だそうでありますよ。明日の会見には間に合いませんが、沖縄キャンプインの時にどんなセンターバックが顔を揃えているのかというところに注目したいと思います」と、大物選手の獲得を“フライング発表”している。