【MLB】元中日チェン、年俸「もらい過ぎ」に選出「マ軍はまんまと嵌った」 ダルも…

1月11日(金)7時10分 フルカウント

ダルビッシュはカブス1年目は故障に苦しむも「2019年は復活の可能性」

 昨オフから選手の年俸高騰に歯止めがかかりつつあるメジャーリーグ。今オフのFA市場で最大の目玉とされていたブライス・ハーパー外野手(ナショナルズからFA)、マニー・マチャド内野手(ドジャースからFA)は当初、メジャー史上最高となる総額4億ドル(約431億円)超の契約を手にするとも報じられていたが、マチャドについてはここにきて3億ドル(約323億4300万円)以下で決着する可能性も出てきている。

 そんな中、米メディア「ブリーチャーレポート」は「各球団の『もらい過ぎ/もらわなさ過ぎ』選手」と題した特集を掲載。昨シーズンの成績と今シーズンの年俸を主な基準に査定し、「筆者の主観」もかなり考慮されているという30球団の「もらい過ぎ」「もらわなさ過ぎ」選手を選出している。カブスではダルビッシュ有投手、マーリンズでは元中日のチェン・ウェイン投手、カージナルスでは元巨人のマイルズ・マイコラス投手の名前が挙がった。

 昨オフにカブスと6年総額1億2600万ドル(約136億円)の大型契約を結んだダルビッシュは「もらい過ぎ」と“査定”された。移籍1年目の昨季は右肘の痛みに悩まされ、8試合登板で1勝3敗、防御率4.95と苦戦。5月20日の登板を最後にメジャーのマウンドには上がれなかった。8月になって精密検査で右肘のストレス反応と右上腕三頭筋の挫傷と診断され、ようやく原因が判明してシーズン中の復帰が絶望的になるという不運もあった。

 寸評では、ダルビッシュが昨オフにカブスに大型契約で加入したことに言及しつつ、「移籍初年度の彼の成績は、8先発登板で防御率4.95であり、上腕三頭筋と肘の怪我で残りのシーズンを全休した。これは痛い!」と指摘。一方で、「この32歳の投手は2019年に復活する可能性がある。彼がまさにそれを実行すると、カブスは正しく願っている」と期待も寄せている。

マイコラスは「もらわなさ過ぎ」に選出「MLBでも支配的な投球」

 チェンもマーリンズの「もらい過ぎ」で選出。オリオールズで結果を出し、2016年に大型契約でマーリンズに加入した左腕は、2019年に年俸2000万ドル(約21億5700万円)、2020年は年俸2200万ドル(約23億7300万円)という契約を残す。だが、加入後の3年間で57試合登板、防御率4.75と苦しんでおり、昨季も26試合に先発したものの、6勝12敗、防御率4.79という成績だった。

 寸評では「マイアミ・マーリンズは年俸削減を試みている。しかし、彼らはウェイン・チェンの年俸を今すぐに削減することはない」と指摘。高年俸であと2年在籍することに触れ「そうすることで、球団の軽率ぶりを表す5年契約が完結することになる。申し訳ない、フィッシュ(マーリンズの愛称)。君たちはこの契約に、まんまと嵌ってしまっている」と厳しい言葉を並べている。

 また、「もらい過ぎ」部門ではレンジャーズの秋信守外野手も選ばれており、2018年は復活と呼べる活躍をしたものの、「その一方で、彼は36歳になるシーズンに突入することになり、再建を目指すべき球団にはフィットしない存在である」と斬られている。2014年から7年総額1億3000万ドル(約140億円)の大型契約を結んでおり、契約満了まであと2年ある。

 一方で、マイコラスは「もらわなさ過ぎ」で選出。巨人からカージナルスに移籍した昨季は、米復帰1年目でリーグ最多の18勝(3敗)、防御率2.83と好成績を残し、メジャーの一流先発投手の基準の一つとなる200投球回もクリア(200回2/3)。一方で、年俸は2年総額1550万ドル(約16億7200万円)とエース級の投手としては超“お買い得”とも言える額だ。

 寸評では「懸命にプレーしたNPB時代に始まり、MLBでも支配的な投球をするなど、マイルズ・マイコラスは素晴らしい旅路に就いているところである」と絶賛。昨季の成績を紹介しつつ「そして、彼は2019年もその活躍を繰り返すことを目指すことだろう」として、今季も同じような成績ならば800万ドル(約8億6300万円)という年俸はかなり安いと結論づけている。

 結果で評価されるプロの世界。「もらい過ぎ」とされた選手たちは今季、この評価を覆す活躍を見せたいところだ。(Full-Count編集部)

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