稀勢の里、進退かける初場所へ 審判部長もエール

1月11日(金)18時48分 日刊スポーツ

稽古を終えタクシーに乗り込む稀勢の里(撮影・佐藤礼征)

大相撲初場所(13日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議が11日に行われ、横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)は初日に小結御嶽海、2日目に西前頭筆頭の逸ノ城と対戦することが決まった。

十両以上の休場者はなく、昨年の秋場所以来、2場所ぶりに3横綱がそろい踏み。インフルエンザを発症している大関高安(28=田子ノ浦)も初日から出場する。

稀勢の里は表情を変えず、泰然として部屋から姿を現した。初日を2日前に控え、稽古は非公開。関係者によると土俵での稽古は行わなかったという。稽古を終えて帰宅する際には、報道陣に口を開かずタクシーに乗り込んだ。後部座席に腰を下ろすと、自らに気合を入れるように「よいしょ!」と声を出し、大きく息を吐いた。

序盤戦は実力者の若手2人が待ち受ける。初日の相手は、昨年の名古屋場所で初優勝を飾った御嶽海に決まった。過去7度、顔を合わせて6勝1敗、そのうち2度は初日に対戦し1勝1敗。今回が3度目になる。一方で逸ノ城には3連敗中と合い口が悪い。前回対戦は8場所連続休場から戻ってきた昨年の秋場所11日目、立ち合いからの突き3発で、あっさり押し出された。関取最重量226キロの圧力に対して、いかに対応できるか。

取組編成会議を終えた審判部長の阿武松親方(元関脇益荒雄)は「序盤が大事だと思うので頑張ってほしい」とエールを送った。場所前の二所ノ関一門の連合稽古などで「今までの稽古では少しだけ、(痛めた箇所を)かばっていたような気がしたけど、今場所前は体全体を使ってけがのところも、かばわずにやっていて、意気込みを感じた」と期待を寄せた。

発表された力士を指定する懸賞数は、2位の高安の2倍近い200本。変わらず高い注目度を誇る横綱は明日13日、進退をかける場所に臨む。【佐藤礼征】

日刊スポーツ

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