W杯直前の大ケガから12年…執刀医が衝撃告白「トッティの足首には今も…」

2018年1月11日(木)14時8分 サッカーキング

W杯直前の大ケガを負ったトッティだが、見事復活を遂げ、母国を優勝に導いた [写真]=Getty Images

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 イタリア代表の主力FWであったフランチェスコ・トッティが2006 FIFAワールドカップ ドイツ大会の数カ月前、左足首に大ケガを負ったことを記憶しているサッカーファンは多いことだろう。当時の執刀医が、トッティの足首には埋め込んだビスが今も残っていると明かした。イタリア紙『イル・テンポ』の記事を引用する形で、10日付のイタリアメディア『スポーツ・メディアセット』が伝えている。

 2006年W杯ドイツ大会の開幕を4カ月後に控えた同年2月19日、ローマの主将を務めていたトッティは、ホームで行われたエンポリ戦の前半7分、相手DFリカルド・ヴァニーリに後方から強烈なタックルを受けて負傷。中継映像に映った90度反転した左足から、深刻なケガであることは一目瞭然だった。同選手は左足首の腓骨骨折と靭帯損傷と診断され、W杯出場へ望みを託す手術が直ちに行われた。

 その後、驚異的な回復を見せW杯出場を果たしたしトッティ。心身ともに厳しいコンディションの中、1得点4アシストを記録して母国の6大会ぶり4度目の優勝に貢献した。

 執刀医であったピエル・パオロ・マリアーニ氏は、「手術をした時、トッティには7カ月後に私のところへ戻って来るよう伝えた。複数のビスを除去する必要があったからだ。だが、トッティは恐怖心からそれを拒んだんだ」とトッティの左足首に関するショッキングな裏事情を激白。手術からおよそ12年が経過した現在も、固定に使用されたビス8本が同選手の左足首に残されたままになっていると明かした。

 報道によると、実際には金属製プレートも残されているとのこと。同氏は長期間にわたり体内に金属物質を抱えるトッティを心配しながらも、選手生活を終えたことで少し安堵している様子だ。

 新たにメスを入れること、それとも再び離脱しなければならなかったこと・・・。サッカー界の偉大な10番が感じた恐怖心とは何だったのだろうか?

(記事/Footmedia)

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