高橋竜平 18日にNYで初の世界戦決定 王者ドヘニーに挑戦

1月11日(金)23時58分 スポーツニッポン

世界初挑戦が正式に決まり、気合いを入れる高橋竜平

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 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級10位・高橋竜平(28=横浜光)が18日(日本時間19日)に米ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで世界初挑戦することが11日、決まった。昨年8月に岩佐亮佑(29=セレス)を破ったIBF同級王者TJ・ドヘニー(32=アイルランド)に挑戦する。

 高橋は1メートル64の右ボクサーファイターでプロ戦績は16勝(6KO)3敗1分け。11日、横浜市内で単独インタビューに応じ、「中盤から自分のペースに持ってくる展開にできれば。泥試合じゃないけど、自分のリズムに巻き込んで12ラウンドを戦ってやろうと思う」と抱負を述べた。横浜光ジムの石井一太郎会長からは「お前みたいな選手はスパーリング相手にもいなくて、相手はやりにくいはず。タイミングが独特でスイッチもするし、スタミナと手数がある。強みを前面に出していけ」と指摘されたそうで、「“高橋ワールド”でかき回してやろうと思う。18日は楽しみにしていてください」と意気込んだ。

 新潟県加茂市出身の高橋は中3でボクシングを始め、東洋大を経て12年12月のプロデビュー戦は1回TKO負け。しかし、14年に全日本バンタム級新人王に輝くと、17年12月に地域タイトルのIBFパンパシフィック・スーパーバンタム級王座(日本非公認)、昨年6月にはIBFアジア同級王座(同)を、いずれも敵地タイで獲得して世界ランク入りした。17年12月のバンコクでの興行で、メーンのIBF同級王座挑戦者決定戦に出場していたのがドヘニーだった。

 昨年10月に世界ランクが10位に上昇し、石井会長から「世界戦があるかもしれないから、準備しておいた方がいい」と説かれた高橋は、昨年11月27日から約2週間、初のロサンゼルス合宿を行った。12月1日に現地で合流した石井会長から聞かされたのが、ドヘニーからの対戦オファー。「1月18日に試合があるかもしれない」と準備を始めたが、12月下旬になっても試合が発表されず「就労ビザの問題もあるし、今からでは間に合わない」と言われ、第2候補だった2月9日に気持ちを切り替えていた。ところが、ドヘニーはDAZNと提携するエディー・ハーン・プロモーター(英国)のマッチルームUSAとの契約と、元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(ベネズエラ、帝拳)らが出場する1月18日の興行で初防衛戦を行うことを7日に発表。横浜光ジムにも契約書が届き、高橋は慌てて米国大使館へビザ申請を行い、試合1週間前の11日に発行されて試合実施が確定した。

 ロス合宿では、年末の初防衛戦に備えて合宿中だったWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(27=伴流)の練習に合流。3分間、全く気を抜かずに課題をチェックするシャドーボクシングと、一日17〜18ラウンドを消化することもあるマススパーリングに、昨年7月に敵地・米国で王座を奪取した伊藤の凄さを学んだという。高橋は当初、合宿の終盤を昨年9月に結婚した沙也夫人(25)との新婚旅行にあてるつもりだったが、世界戦の可能性があるため、一日ディズニーランドへ行っただけで後は練習に集中。急な世界戦決定で急ピッチでの調整を強いられるが、沙也夫人に低カロリーの肉料理をつくってもらうなど、11日現在で体重はリミットの55・3キロまであと約2・8キロ。「帰ってきたら(新婚旅行の)埋め合わせをしないと」と照れ笑いを浮かべた。13日に渡米する予定だ。

スポーツニッポン

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