WRC:ヒュンダイが2019年型i20クーペWRCを公開。レジェンドのローブを迎え必勝誓う

2019年1月12日(土)21時33分 AUTOSPORT web

 1月24日に開幕する2019年シーズンのWRC世界ラリー選手権に挑むヒュンダイ・シェル・モビス・ワールド・ラリー・チームが2019年仕様のヒュンダイi20クーペWRCを初公開した。


 ヒュンダイは2018年シーズン、中盤までチャンピオン争いをリードしたものの、悲願のタイトル獲得には手が届かなかった。


 迎える2019年シーズンはティエリー・ヌービルとアンドレアス・ミケルセンを軸に、ダニ・ソルドと新たにチームに加わったWRCのレジェンド、セバスチャン・ローブをラウンドごとに交代して起用する。


 1月12日、イギリス・バーミンガムで開催中のオートスポーツ・インターナショナルで発表された2019年仕様のi20クーペWRCは、2色のブルーをメインとしたこれまでのカラーリングを踏襲。


 しかしアクセントカラーとしてフロントグリルやフロントライトの周り、リヤウイングなどを縁取るようにレッドが取り入れられ、赤みが増した印象を受ける仕上がりとなっている。


 今季から新たにチームディレクターを務めるアンドレア・アダモはWRC参戦6年目の目標を次のように語った。


「WRCにおける我々の目標はこれまでと変わっていない。マニュファクチャラーズタイトルとドライバーズタイトルの獲得だ。これはヒュンダイとヒュンダイNブランドの両者にとって重要なんだ」


「WRCの戦いは極めて僅差で、ライバルチームたちも勝利への強い欲求をもって新シーズンへ臨んでくるだろう。我々は14戦すべてでベストパフォーマンスを発揮できるようにしなくてはならない」


 2019年シーズンのWRCは1月24〜27日の第1戦モンテカルロで開幕。ヒュンダイはヌービルとミケルセン、ローブの3名を送り込む。

2019年仕様のヒュンダイi20クーペWRC。アクセントカラーのレッドが新鮮な印象を与える
2019年仕様のヒュンダイi20クーペWRC サイドビュー
2019年仕様のヒュンダイi20クーペWRC リヤビュー
2019年仕様のヒュンダイi20クーペWRC サイドビュー
2019年仕様のヒュンダイi20クーペWRC。アクセントカラーのレッドが新鮮な印象を与える
2018年仕様のヒュンダイi20クーペWRC


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