MotoGP:中上貴晶、2021年はレーシングスーツをIXONに変更。日本とアジアのブランドアンバサダーにも就任
2021年1月12日(火)19時42分 AUTOSPORT web

1月11日、フランスのモーターサイクル用アパレルブランドであるIXON(イクソン)は、中上貴晶が2021年シーズンからIXONのレーシングスーツを使用することと、日本とアジアのブランドアンバサダーを務めることを発表した。
1996年に創業されたフランスのモーターサイクル用アパレルブランドであるIXON。MotoGPでもアレイシ・エスパルガロ、ミゲール・オリベイラ、ブラッド・ビンダーなどのライダーがIXONのレーシングスーツを着用してレースを戦っている。
そして今回、クシタニやSPIDIの使用を経て、2014年からアルパインスターズのレーシングスーツを着用してきた中上が2021年からIXONのレーシングスーツを使用することが明かされた。また、中上はIXONの日本とアジアのブランドアンバサダーにも就任するという。
中上は2007年の最終戦バレンシアGPで125ccクラスに参戦してロードレース世界選手権デビューを果たし、2008年から2009年までは125ccクラスにフル参戦した。
2012年からはMoto2クラスに参戦し、2016年の第8戦オランダGPと2017年の第12戦イギリスGPで勝利を飾る。2018年からはMotoGPクラスにステップアップを果たし、現在唯一の日本人MotoGPライダーとしてグランプリを戦っており、2020年は第12戦テルエルGPでポールポジションを獲得した。
2021年も引き続きMotoGPクラスにエントリーしているLCRホンダ・イデミツからホンダRC213Vを駆り参戦することが決定している。