D’station Racing、2022年のWEC/アジアン・ル・マン参戦体制を発表。初年度以上の結果目指す

2022年1月12日(水)21時5分 AUTOSPORT web

 1月12日、D’station Racingは2022年のWEC世界耐久選手権、およびWEC第3戦ル・マン24時間、さらに2022年2月にドバイとアブダビで集中的に開催されるアジアン・ル・マン・シリーズの参戦体制を発表した。WECにはアストンマーティン・バンテージ AMR GTE、アジアン・ル・マンにはバンテージAMR GT3で参戦し、2021年を超える結果を狙う。


 日本国内ではスーパー耐久をはじめさまざまなカテゴリーで活躍してきたD’station Racingは、2021年からTFスポーツとコラボレーションしWECに挑戦を開始。チームオーナーである星野敏、そして日本で多くの実績を積んできた藤井誠暢を擁し、第3戦モンツァではLM-GTEアマクラス3位表彰台を獲得したほか、ル・マン24時間では6位入賞を果たすなど、オーナーの星野の夢でもあったル・マン完走、世界選手権での表彰台という結果を残した。


 2022年は、WECではTFスポーツとの共闘体制を継続。現段階でドライバーの体制は星野、藤井は継続で、3人目のドライバーはTBAとなっているが、今季もアストンマーティン・バンテージAMR GTEでの参戦を継続し、さらなる好結果を目指していく。


 マシンカラーリングは、今季もD’station Racingのチームカラーであるグリーンを基調とするが、マシンおよびドライバーのレーシングスーツには、チーム母体のNEXUSグループが2月から新たに事業展開する、国内初となる会員制・完全個室型フィットネス&サウナ『Majesty(マジェスティ)』のロゴが加えられた。


 またチームは、すでにエントリーリストに記載されているとおり、2月にドバイ・オートドロームとアブダビのヤス・マリーナで開催されるアジアン・ル・マン・シリーズにもバンテージAMR GT3で参戦する。こちらは星野、藤井、そしてトム・ギャンブルがドライブすることになる。


 2021年はスーパー耐久ST-Xでチャンピオンを獲得、ST-Zでもタイトルを争い、WECでは世界中にその存在感をみせつけたD’station Racing。2年目となる世界での飛躍に期待がかかるところだろう。


D’station Racing WEC参戦体制


チーム:D’station Racing
カーナンバー:777
車両:アストンマーティン・バンテージ AMR GTE
タイヤ:ミシュラン
テクニカルサポート:TFスポーツ/アストンマーティン・レーシング
ディレクター:トム・フェリエ
ドライバー:星野敏(ブロンズ)/藤井誠暢(ゴールド)/TBA(シルバー)


D’station Racing アジアン・ル・マン参戦体制


チーム:D’station Racing
カーナンバー:77
車両:アストンマーティン・バンテージ AMR GT3
タイヤ:ミシュラン
テクニカルサポート:TFスポーツ/アストンマーティン・レーシング
ディレクター:トム・フェリエ
ドライバー:星野敏(ブロンズ)/藤井誠暢(ゴールド)/トム・ギャンブル(シルバー)

2022年のWEC世界耐久選手権に挑むD’station Racingのドライバースーツデザイン
D’station Racingの777号車アストンマーティン・バンテージAMR GTE

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