シトロエン、旗艦クロスオーバー『C5 X』にベージュ内装と木目調ダッシュの特別仕様車を設定

2024年1月12日(金)7時35分 AUTOSPORT web

 独創的なデザインに新開発のシトロエン・アドバンスト・コンフォート・アクティブサスペンションを搭載し、新世代フラッグシップとして君臨する『C5 X』に、ベージュ基調のインテリアと木目調のダッシュボードを採用した特別仕様車『C5 X HYPNOS PLUG-IN HYBRID(C5エックス・ヒプノス・プラグインハイブリッド)』が登場。年明け1月5日より発売が開始されている。


 セダン、ステーションワゴン、そしてSUVの強みを組みあわせた、シトロエンらしい独創的なクロスオーバーとして登場した同車は、歴代のCXに始まるブランド名称を受け「“X”の系譜を継承する」との意図が込められた。


 全長4805mm、全幅1865mm、全高1490mmというDセグメントの中心に位置するサイズ感で、ホイールベースを2785mmとして後席空間のゆとりある居住性を確保。19インチトール&ナロータイヤを装着した720mmの大径ホイールにより、SUV的な高い視界とグランドクリアランスを実現する。


 そんな新時代の旗艦に設定された今回の特別仕様車は、通常モデルでは設定されていないブルーエクリプスとグリプラチナムの落ち着いたボディカラーにベージュ基調の明るい内装を採用。そのコントラストが最大の特徴とされる。


 エクステリアではフェンダーとリヤサイドに特別仕様車ならではの赤いアクセントバッジを装着し、ダークコーティングを施した専用のホイールが精悍さを強調するなど、新たに設定された専用ボディカラーの2色をより際立たせる装いに。


 一方のインテリアも、コンビネーションシートやドアトリムおよびセンターコンソール部分にベージュを使用することで統一感のある空間に仕上げられ、ダッシュボードには通常モデルとは異なる木目柄を採用し、温もりのある落ち着いた雰囲気を演出する。

通常モデルでは設定されていないブルーエクリプスとグリプラチナムの落ち着いたボディカラーに、ベージュ基調の明るい内装を採用
ベースに低反発効果のある高密度ウレタンを使用し、表層部に15mmの厚さでやわらかなスポンジを挟むアドバンスト・コンフォート・シートを採用


■PHEV仕様では一歩進んだサスペンション制御を実現


 もちろんその脚元では、ブランドの資産として脈々と受け継がれてきたハイドロニューマチック・サスペンションの現代的解釈として、新たにメカニカル機構で「Magic Carpet Ride(魔法の絨毯の乗り心地)」を具現化したプログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)をベースに、同プラグインハイブリッド仕様ではさらに一歩進んだ制御を実現するシトロエン・アドバンスト・コンフォート・アクティブ・サスペンションを搭載。


 これによりPHCの効果をさらに高次元へと引き上げつつ、路面の上をまるで飛んでいるかのようなフィーリングをもたらし、走行中のダンピングを弱めるとともにコーナリングにも対応して、効率的なサスペンションの動きを実現している。


 心臓部にはおなじみ1.6リッター4気筒DOHC直噴ガソリンターボのピュアテック(180PS/250Nm)に加え、フロント電動モーター(110ps/320Nm)によりシステムトータルで225ps/360Nm(フランス本社公表値)を発揮するPHEVが用意され、12.4kWhのリチウムイオンバッテリーをトランク下部に搭載し、EV走行可能距離は66km(WLTCモード)と平均的な1日あたりの走行距離をカバーするゼロエミッションを実現。


 高速走行や渋滞時の疲労、ストレスを大幅に軽減する最新のADAS(先進運転支援システム)も装備され、ミラースクリーン機能によりスマートフォンアプリやコンテンツをシームレスに楽しむことも可能な高精細12インチタッチスクリーン搭載のマイシトロエン・ドライブ・プラスも備え、価格は682万円(税込)となっている。詳細についてはシトロエンの公式サイト(https://www.citroen.jp/models/c5-x.html)まで。

ダッシュボードには通常モデルとは異なる木目柄を採用し、温もりのある落ち着いた雰囲気を演出する
フェンダーとリヤサイドに特別仕様車ならではの赤いアクセントバッジを装着し、ダークコーティングを施した専用のホイールが精悍さを強調する

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