アルピーヌ、『A110 R』の限定グレード『チュリニ』の受注を開始。最も過激なRモデルに特別ホイールを装着
2024年1月12日(金)13時50分 AUTOSPORT web

1月12日、アルピーヌ・ジャポン(所在地:神奈川県横浜市、CEO:小川 隼平)は、A110 Rの新グレードとなる『アルピーヌA110 Rチュリニ』の受注開始を発表した。
『アルピーヌA110』が持つ優れたパフォーマンスをさらに引き上げ、シリーズのなかでもっとも過激な仕様となっている『アルピーヌA110 R』。そのA110 Rに新たに、伝統的なラリーイベントの『ラリー・モンテカルロ』を象徴する『チュリニ峠』の名が与えられたモデルが登場することとなった。
『アルピーヌA110 R』は、ラディカル(過激の意)をあらわす“R”の文字を冠し、ハンドリングのレベルを大きく引き上げる専用シャシーや、カーボンパーツの多用による徹底的なこだわりによる軽量化によって備わった過激な走行性能が特徴の1台だ。
さらに、フロントスプリッター、ボンネット、サイドスカート、リヤスポイラー、ディフューザー、リヤフードなど、ボディのあらゆるパーツF1カーボンを採用するなど、F1テクノロジーを取り入れたエアロダイナミクスにより、軽量化と究極のパフォーマンスを実現した仕様となっている。
今回新たにラインアップに加わった『アルピーヌA110 Rチュリニ』は、元々の過激な走行性能はそのままに、日常の様々なシーンでも気兼ねなくドライビングが楽しめるよう、乗り心地に優れ、スタイリッシュなデザインのマットブラックカラーの合金ホイール『GT RACE』が装備されている。
また本モデルは、ボディカラーを始めとする豊富なオプションパーツを組み合わせることで、好みの1台を作り上げることもできるとのことで、中身だけでなく外装まで特別な仕様に彩ることが可能だ。
今回受付分の販売台数は24台を予定しており、メーカー希望小売価格は1550万円(税込み)となっている。
■アルピーヌA110 Rチュリニ諸元
モデル | A110 Rチュリニ |
---|---|
ハンドル | 右・左 |
ステアリング形式 | ラック・ピニオン(電動アシスト) |
全長 | 4255mm |
全幅 | 1800mm |
全高 | 1240mm |
ホイールベース | 2420mm |
トレッド(前) | 1555mm |
トレッド(後) | 1550mm |
車両重量 | 1100kg |
定員 | 2 |
最小回転半径 | 5.8m |
エンジン型式 | M5P |
エンジンタイプ | ターボチャージャー付筒内直接噴射直列4気筒DOHC16バルブ |
総排気量 | 1798cc |
内径×行程 | 79.7mm×90.1mm |
圧縮比 | 8.9 |
燃料供給装置 | 電子制御式マルチポイントインジェクション |
最高出力 | 221(300)/6300(ECE)kW(ps)/rpm |
最大トルク | 340(34.6)/2400(ECE)N・m(kgm)/rpm |
使用燃料/燃料タンク容量 | 無鉛プレミアムガソリン/45L |
駆動方式 | 後輪駆動(MR) |
トランスミッション | 電子制御7速AT(7DCT) |
変速比1速 | 3.615 |
2速 | 2.368 |
3速 | 1.515 |
4速 | 1.156 |
5速 | 0.926 |
6速 | 0.843 |
7速 | 0.707 |
リバース | 3.246 |
最終減速比 | 3.789(1、2、6、7速、リバース)、4.235(3、4、5速) |
懸架方式 フロント | ダブルウィッシュボーン/コイル |
懸架方式 リヤ | ダブルウィッシュボーン/コイル |
ブレーキ フロント | ベンチレーテッドディスク |
ブレーキ リヤ | ベンチレーテッドディスク |
タイヤ フロント | 215/40R18 |
タイヤ リヤ | 245/40R18 |
ホイールサイズ フロント | 7.5J×18 |
ホイールサイズ リヤ | 8.5J×18 |