岡田新体制の阪神、理想の打順は？球界ＯＢがズバリ予想「大山のところにはチャンスが回る」

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　岡田彰布監督が新たに指揮を執る阪神は、覇権を奪還できるのだろうか。新指揮官の選手起用に注目が集まっている。

　昨季は開幕９連敗とスタートで躓きながらも、最終的にＡクラスの３位でシーズンを終えた。戦力は揃っているだけに、１５年ぶりに監督復帰となる名将の采配がチーム浮沈の鍵を握るのは間違いないだろう。そんな期待の高まる阪神の開幕戦のオーダーについて、現役時代に大洋などで活躍した野球解説者の高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルで語った。

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　同氏は「岡田監督がいよいよスタートするなかで、オーダーも変わるな。ポジション的にも変わった選手がたくさんいるからね」と切り出し、下記の開幕戦予想オーダーを発表した。

１番センター　　　近本光司
２番セカンド　　　中野拓夢
３番サード　　　　佐藤輝明
４番ファースト　　大山悠輔
５番レフト　　　　ノイジー
６番ライト　　　　森下翔太
７番ショート　　　小幡竜平
８番キャッチャー　梅野隆太郎
９番ピッチャー　　青柳晃洋

　１番は近本。「盗塁王、今年もお願いします。岡田監督は要所でバンバン走らせて来ると思う。戦略的に動かすことは嫌いじゃない監督。近本の足は武器にしていかなければいけない」と不動のリードオフマンへの期待を述べた。さらに注目のクリーンアップに関しては、

「（サードに）専念できるだろうから、専念した時にどれだけの能力を発揮できるか楽しみにしたい」と３番に佐藤を置き、「大山のところにはチャンスが回る。不思議な選手。だったら何番を打たせても一緒だから４番、お前が返さなければ勝てないみたいな」と大山を４番に据えた。大山を４番に指名したのは「安定感がないから今年認めさせろ」と叱咤激励の意味合いもあるようだ。

　そして注目は、６番の森下だろう。期待のドラ１ルーキーを抜擢したのは、「岡田監督はルーキーの時に使われなかったんだよ。あれだけの選手なのに。それで監督が変わったタイミングで起用されて活躍した。自分もそういう体験をしているし、能力があって、これからの阪神を支えていく選手だと岡田監督が感じたら使ってくると思う」と指揮官自身の経験や将来を見据えたうえでの予想だという。

　その他、７番の小幡には「育ったら１０年ショートには困らない」、８番・梅野については「岡田監督は梅ちゃんのバッティングだとか、勝負根性にかけているんだと思う」と語るなど、高木氏の阪神に対する期待は高いようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]