原巨人 ブリンソン獲得で追い込まれる「選手の名前」

2023年1月12日(木)12時30分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 巨人がかねてから獲得がささやかれていた新助っ人、ルイス・ブリンソン外野手(28=前ジャイアンツ)と契約合意したことが分かった。12日付の「スポーツ報知」が報じている。

 待望の大型外野手だ。ロビンソンはメジャー通算357試合で28本塁打ながら、昨季は3Aで87戦22発をマーク。強肩強打、俊足と高い守備力も魅力となっている。

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 今季の巨人ではすでに原監督が「右翼・丸」構想を掲げているとあって、前評判通りの活躍を果たせれば、正中堅手としての期待も膨らむ。

 一方で、ブリンソン加入で追い込まれる選手も出てきそうだ。まずは「センター争い」を課せられている、増田陸、ドラフト2位の萩尾、オコエらはキャンプ、オープン戦を通じて、しっかりアピールする必要が出てくる。

 さらには右翼に回る丸と争う選手らもうかうかしてはいられない。

 「不動のセンターとしてポジションを守ってきた丸が右翼を守るとなれば、より狭き門となるのは間違いない。昨年評価を落とした、梶谷、松原らは相当な気合が求められそうです」(球界関係者)

 「育成の星」として期待を集めていた松原も昨年は苦しいシーズンとなった。打撃不振も響き、亀井コーチから引き継いだ背番号「9」も1年ではく奪。新たな背番号で心機一転、巻返しを誓っている。

 FA砲、梶谷に至ってはより苦しい立場となっている。移籍1年目の2021年は大事なシーズン終盤に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受け、離脱。22年シーズンは5月に左膝半月板の手術を受け、1軍出場はなく終わった。現在は育成契約となり、早期復帰を目指しているが、4年契約の過去2年ほぼ戦力にならなかったとあって、厳しい目が向けられている。

 今オフ、多くの若手、中堅選手が外野のポジション奪取を目標に掲げ、し烈な外野手争いも注目を集めている。ブリンソン加入でさらにヒートアップすることも予想されるが、それも首脳陣の狙いの一つだろう。果たしてもくろみ通りにチーム力の底上げを図れるか。ブリンソンがチーム浮上のキーマンとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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