B1リーグ・シーホース三河、信州にも敗れ泥沼7連敗
2023年1月12日(木)14時37分 ココカラネクスト

シーホース三河は、1月11日(水)のナイトゲーム、同地区対決となった信州ブレイブウォリアーズと本拠地のウイングアリーナ刈谷にて戦った。
第1Game立ち上がりは、信州に0—5と先行されるが、長野の3Pシュート、ガードナーのフェイダウェイですぐに追いつく。その後、突き放されようとすると、すぐに奪い返し一進一退の攻防を続ける。残り1分半には西田が気合のドライブで13−12と逆転。16−13で終える。
続く第2Qは信州の強固なディフェンスの前になかなか攻撃のリズムが作れない。西田のキックアウトから細谷がミドルシュートを射抜いて、20−21でオフィシャルタイムアウトを迎えると、信州・熊谷のファストブレイク、サイモンの3Pシュートなどを決められ、点差を離される。22−30で終了。
食い下がりたい第3Qはガードナーのパワーアタックなどで追い上げるが、またも信州・熊谷に3Pシュートを決められて、点差を詰められず。角野の3Pシュートなどもありながら、信州の勢いを止められず。41−49と8点差を追う展開で最終第4Qに突入する。
しかし第4Qも苦しい展開が続く。開始2分に信州・岡田のドライブでリードを広げられ、3Pシュートも決められ、15点差をつけられる。ガードナー、ローレンスもフリースローやリバウンドで加点するも、この日絶好調の信州・岡田を止められず、10分で12得点を奪われる。最後まで反撃の糸口をつかめないまま、53−67で敗戦、チームワーストの7連敗、新年に入ってからはまだ白星なしと苦しい戦いが続いている。
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—試合結果—
2023年1月11日(水)
三河 ● 53 – 67 〇 信州
(三河通算成績 10勝19敗)

1Q 三河 16–13 信州
互角の立ち上がり、終盤リードを奪う
スターティング5は、#1中村、#7長野、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
信州に5-0と先行されるが、#7長野の3Pシュート、#54ガードナーのフェイダウェイで追いつく。信州#77岡田が3Pシュートを決めれば、#1中村との2メンゲームで#54ガードナーがバスケットカウントを決め返し、信州に離されては三河が追い上げる展開が続く。
アウトサイドシュートに当たりがこない中ディフェンスで我慢し、残り1分半に#19西田が気迫のドライブでこじ開けて13-12と逆転。さらに全員が絡むスムーズなボールムーブから#7長野が3Pシュートを射抜いて4点リードする。信州#11熊谷のフリースローで返上され、16-13で1Qを終える。
2Q 三河 22–30 信州 (三河 6–17 信州)
信州の堅守に得点を伸ばせず、8点のビハインド
スタートは、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#21橋本、#22シモンズ。
信州#24ホーキンソンのフリースロー、#11熊谷のドライブで逆転を許す。
信州の強固なディフェンスの前にオフェンスにリズムが生まれない中、#9ローレンス Ⅱのジャンプシュートでつなぎ、#19西田のキックアウトから#4細谷がミドルシュートを射抜いて、20-21でオフィシャルタイムアウトを迎える。
信州#11熊谷のファストブレイク、#30サイモンの3Pシュートで20-26と抜け出されるが、#3柏木がミドルシュートで悪い流れを断ち切る。しかしその後もシュートタッチに苦しみ、信州#77岡田にアタックから得点を積み上げられて8点のビハインドで後半へ。
3Q 三河 41–49 信州 (三河 19–19 信州)
ガードナー、シェーファーが奮起するが8点差のまま最終Qへ
スタートは、#7長野、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
#54ガードナーのパワーアタックで追い上げるが、信州#11熊谷に連続で3Pシュートを決められて点差を詰めることができない。
#18角野の3Pシュート、ファストブレイクから#32シェーファーがバスケットカウントを決めて開始4分に3点差に迫るが、信州の得点を止められず逆転には至らない。それでも2ポゼッション差でぴたりと追随したが、残り22秒に信州#30サイモンにファストブレイクからバスケットカウントを与えて点差を8点に戻される。
4Q 三河 53–67 信州 (三河 12–18 信州)
最後までオフェンスを立て直せず、チームワーストの7連敗
スタートは、#1中村、#3柏木、#7長野、#32シェーファー、#54ガードナー。
開始2分に信州#77岡田のドライブでリードを12点に広げられる。タイムアウトを取るも、直後に信州#77岡田に3Pシュートを射抜かれて15点差に。
開始4分半に#7長野がドライブでようやく得点を挙げ、#54ガードナー、#9ローレンス Ⅱがフリースローやリバウンドで加点するも、信州#77岡田に10分で12得点を稼がれてしまう。最後まで反撃の糸口を掴めないまま53–67で敗戦、チームワーストの7連敗となった。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
外のシュートが入らない状態で、ペイントに対して無理なシュートにいきすぎた、というのが今日のゲームの結果だと思います。 フリースローも入らない、外のシュートも入らないという状況の中で、我慢ができなくてペイントのブロックがいるところに向かっていくというケースが多々ありました。
信州さんの特徴なのですが、3Pシュートよりもペイントを抑えることを重要視しているので、そこにはまってしまいました。
今日やるべきオフェンスとディフェンスがある中で、67点で抑えたという意味では、ディフェンスでは遂行できている部分はありましたが、オフェンスではチームのゲームプラン通りにできなかった。というのが一番の問題です。
シュートが入らないとしても、打ち続けることが大事なのですが、自信がないからといって、無理にゴール下を選択してやられてしまった。そういったことが今日は出だしからあって、前半で注意したんですが、遂行力が足りなかったと思います。
相手もそうですが体力もきつい状況で、しっかり頭をクリアにして遂行していかないとチームの成長がないと思います。良いときと悪いときの差がありすぎるので、そこをしっかり一週間練習して、ここから上げていかないと(チャンピオンシップ出場権に)間に合わないので、踏ん張って頑張りたいと思います。