名門ドジャースに移籍の大谷翔平は“三冠王本命” MLB公式が選出「打点の機会が増えるはずだ」

2024年1月12日(金)12時13分 ココカラネクスト

多くの識者が2番起用を予想する大谷。ドジャースで”意味のある打席”が増えるのは間違いないだろう(C)Getty Images

 現地1月10日、MLB公式サイトのブライアン・マーフィー記者は、「次の三冠王はこのスター選手かもしれない」と題した特集を掲載。そのなかでフアン・ソト、アーロン・ジャッジ(ともにヤンキース)、ヨーダン・アルバレス(アストロズ)とともに、大谷翔平(ドジャース)が三冠王の“本命”として取り上げられている。

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 まず記事内では、昨季ア・リーグで2度目の満票MVPを獲得した大谷について、「忘れてはならないのは、昨年8月の時点で三冠王を狙える選手だったということだ」と前置き。投手としてエース級の働きを見せながらも、そのシーズン途中、打者として三冠王も視野に入れるなど、文字通り圧巻の二刀流パフォーマンスだった。

 新天地でメジャー7年目を迎える今季は、右肘手術の影響で打者専念が濃厚。そのため、偉才の打棒にさらなる熱視線が注がれることになる。2021年に自己最多の100打点を記録している大谷は今回、「ドジャースの2番として長い時間を過ごす可能性があるとしても、打点の機会は増えるはずだ」と分析されている。

 さらに、「三冠王は通常、3番か4番を打つのが一般的」と続けた同サイトは、「ただ最近、2番を打ちながらリーグトップの打点数を記録する選手も何人かいた」と指摘。具体的な例を挙げれば、22年のジャッジ(131打点)、15年のジョシュ・ドナルドソン(123打点)、14年のマイク・トラウト(111打点)がそうだという。

 そして最後は、「オオタニにダイヤモンドの上でできないことなんてないのだから、2度のMVPに輝いた彼の三冠王をどう止められるというのか?」との記述。12年のミゲル・カブレラなど、過去10人しか達成していない三冠王だが、大谷ならこの偉業も成し遂げるのではないか、そんな気持ちを抱くファンは少なくないはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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