セビージャ、今冬のマルシャル獲得を断念か…マンUの要求に応じず
2022年1月12日(水)10時8分 サッカーキング
主力の負傷やアフリカネーションズカップ開催によって欠場者が多くいるセビージャは、出場機会の少なさからマンチェスター・U退団を希望しているマルシャルの獲得を検討していることが明らかとなっていた。
セビージャとしては買い取りオプションが付帯しないシーズン終了までのレンタル移籍で獲得を画策したものの、マンチェスター・Uがマルシャルの給料の半分を負担することに加え、レンタル料金も支払うことを要求。しかし、セビージャには今冬の移籍市場でそのような金額を支払う余裕はなく、マンチェスター・Uも譲歩する姿勢を見せないことから、交渉は破談に終わったようだ。
なお、セビージャはボローニャに所属するイタリア代表FWリッカルド・オルソリーニにも関心を示しているが、ボローニャはレンタル移籍ではなく完全移籍のみを希望しているという。また、フリーとなっているコンゴ民主共和国代表FWセドリック・バカンブも獲得の候補に挙がっているが、高額な給料に加え、同選手の代理人は契約金と長期契約を求めており、交渉は難航している模様だ。
現在ラ・リーガで2位につけているセビージャ。フレン・ロペテギ監督は優勝を争うためにも今冬の戦力補強を望んでいるようだが、果たして獲得することはできるのだろうか。