冬の補強戦略は…アルテタ監督の考えるアドバンテージ「選手たちもここに来ることに関心」
2022年1月12日(水)22時8分 サッカーキング
プレミアリーグでは冬の移籍市場が開幕。夏と比較すると動きは少ないものの、後半戦に向けて非常に重要な期間となる。
アーセナルも例外ではなく、フィオレンティーナのFWドゥシャン・ヴラホヴィッチをはじめ多くの獲得の噂が飛び交っている。ヴラホヴィッチ獲得について問われたアルテタ監督は「皆さんを失望させてしまい本当に申し訳ないが、移籍の噂について話すつもりはない。私は一度も話したことないし、これは明確に拒否させてもらう」と濁した。一方で、冬の移籍市場で動くかどうかについては次のようにコメント。まずは現状のスカッドのフィットを目標としていると明かした。
「私が本当に望んでいることは、できるだけ多くの選手がフィットし、健康で、選手たちとベストかつ最大限の力を発揮することだ。その後で、チームをどのように進化させ、向上させるかという戦略がある。このマーケットは非常に難しいことは誰もがわかっているが、可能な限りその戦略を実行に移したいと思っている」
また、フットボール界、特に欧州では移籍金が高騰し、マネーゲームの様相を呈している。チャンピオンズリーグ(CL)出場からもしばらく離れているアーセナルにとって大金を積んでの獲得は難しい状況だが、アルテタ監督は“アーセナル”というブランドが一助となると考えているようだ。
「(どうなるかは)わからないよ。でもこのクラブは歴史的に世界でもトップの選手をターゲットにしてきた。そして世界有数の選手たちもここに来ることに関心を示してきた。そしてそのシチュエーションは変わってないといえる」
「どの選手と話してもみなここに来たがっていたし、それ以外の(無理に来るという)状況に直面したことはない。これは私たちのもつ大きな力の一つだと思う。人々を引き付ける力だ。私たちにとって大きなアドバンテージとなっていると思うよ」